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その繊細さに目を奪われる!
ワクワクを生む彫刻技術。
赤坂金型彫刻所

開催場所
〒581-0814
大阪府八尾市楠根町5-57-11
TEL
072-995-2853
FAX
072-995-2854
ホームページ
https://www.cho-cocu.com
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代表三代目・赤坂 兵之助

会社の歴史や
事業内容

主にプラスチック製品を作る際に必要な射出成形金型の作成を行っています。その他、刻印などの彫刻造形や、画像転写加工のブランド「cocor(コクール)」の設立、成分解製プラスチック用品への取り組みなど、初代赤坂兵之助が確立した半月一枚刃を使った切削手法「赤坂式半月彫刻法」を進化させ、多岐に展開中です。

強み ・ 特長
(商品や技術力)

現在の加工機であるマシニングセンタでの彫刻加工用に最適化させた「半月一枚刃」の技が、繊細で先鋭な彫刻加工を可能にしています。彫りが深く、角が鮮明で繊細、意匠を損なわないデザイン彫刻は、その完成度から世界的に有名な「獺祭スパークリング」のキャップにも採用。今では全国各地よりオーダーが寄せられています。

今後のビジョン
構想

クラウドファンディングでのアクセサリー製作の成功により、「作ったもので人を笑顔に出来る」というモノづくりの魅力を改めて感じることが出来ました。土に返るプラスチック「PLA」への取り組みも、SDGsの目標へ向けワクワクする挑戦。これらの展開が、多くの人に私たちを知ってもらうきっかけになればいいですね。

跡継ぎの立場として代表になるまでに感じた会社の課題や
代表に就任し取り組んだことは?

物心つく頃から仕事場が好きで入り浸り、大人になったらここで仕事をするんだろうな、と感じていましたね。社長になったのもそろそろ書類上引き継いでおこうか、くらいの緩い感じで(笑)。ただ社長になって自然と交流会に参加することが増え、自分たちの技術を知ってもらう大切さを意識するようになりました。自社ホームページや会社ロゴの作成、クラウドファンディングの取り組みも私になってから行いました。

先代や先々代の社長様とのエピソードや記憶に残っている
出来事を教えてください。

祖父の初代・赤坂兵之助は、機械の事故で片腕を失いながらも、「赤坂式半月彫刻法」を生み出し、技を極め続けた人です。二代目の父は、祖父の怪我をきっかけに塾講師から家業へ入った人。近代化への意識が高く、こちらも黙々と技を磨く職人気質。仕事優先で働きづめの父でしたが、来ないだろうと思っていた高校の卒業式に、スーツで現れたのは今でもよく覚えています。帰宅後は即行着替えて仕事していましたけど(笑)。

今回、オープンファクトリーfactorIsmに参加しようと思った
理由・背景について教えてください。

金型製造に関しても新しい取り組みに関しても、この場所に赤坂金型彫刻所という会社があってこんなことをやっているんだよ、と世間に知ってもらわないと注文も来るわけないですよね。みせるばやおの松尾さんにお声がけいただいたのがきっかけでしたが、「まずは知ってもらう」。そのいい機会だと思い、参加を決めました。

オープンファクトリーイベントのプログラム構想・内容、
来場者に特に伝えたいことを教えてください。

とにかく金型彫刻の繊細さ、美しさを実際に見て、触って感じてみてください。また、「cocur fuku(コクール・福)」のネックレスはジェラルミンで出来ており、その軽さも驚いていただけると思います。毛よりも細い、刃先が約0.05mmの極小の彫刻細工の世界をぜひ覗いてみてください。

オープンファクトリーイベント開催を通して、
貴社の中で期待したいことなどをお聞かせください。

弊社の技術や製品を多くの方に知っていただくことはもちろん、このオープンファクトリーイベントを通じて八尾市の地域活性に繋がればいいと思っています。また私は大阪工業大学で非常勤講師をしているのですが、モノづくりに興味のある学生さんなどにもぜひ足を運んでいただきたいです。

来場者への
メッセージ

「私たちは 頼れる仲間たちと共にものづくりを通じて 世界をもっとワクワクさせつづけます」。これは弊社の経営理念です。大学での講義や、大阪府中小企業同友会を通じた保護・養護施設への訪問などもその挑戦の一つ。熟練の彫刻技術と現代のIoTや最新の加工機とを融合させた唯一無二のものづくりで、「世界中をワクワクさせ、幸せにする」。その志に共鳴していただける多くの方との出会いを楽しみにしています。