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「物流のコンビニ」は運送業と
製造業を融合させる発想から誕生した
大日運輸株式会社

開催場所
〒571-0016
大阪府門真市島頭3-7-3
TEL
072-884-6111
FAX
072-884-6114
ホームページ
http://www.dun.co.jp/
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代表取締役石井 肇

会社の歴史や
事業内容

1956年に父である先代が運送業を始め、1971年に大日運輸株式会社として法人化しました。私が入社したのは1992年で、家業を継ぐために勤めていた商社を辞めて物流の道へ。物流に関してはまったくの素人でしたが、「運送屋」だった大日運輸を「運送会社」へと進化させたのは私だと自負しています。

強み ・ 特長
(商品や技術力)

「物流のコンビニエンスストア」をキャッチコピーに掲げ、配送・倉庫保管に加え、建材の製造加工、販売をワンストップで担えるのが当社の強みです。建築現場では施工前に建材を切断する作業が必須ですが、そのプレカットを自社で行い、配送することで、現場の省力化・工期の短縮・コストダウンに貢献しています。

今後のビジョン
構想

建築現場では毎日予期せぬことが起こるもので、お客さまから相談を受けるたび、当社は的確な解決策を示してきました。建材の端材を再利用したECOコーナーや特注コーナー、建材や断熱材のプレカットなど、生み出したサービスは数知れず。今後もお客様の課題解決に貢献するため、さらなる改善活動に注力します。

跡継ぎの立場として代表になるまでに感じた会社の課題や
代表に就任し取り組んだことは?

入社以来、約30年間さまざまな改革を行ってきました。トラックドライバーとリフトマンしかいない「運送屋」をいかにして組織的な会社へと変革するかに取り組み、新規顧客の開拓・新たな事業展開・人材育成に注力しました。その中で生まれたのが、建材の製造加工という独自サービスです。2017年に社長に就任してからも、変わらず人材育成と改善活動に挑み、Q(品質)・C(コスト)・D(デリバリー)改善には特に力を注いでいます。

先代や先々代の社長様とのエピソードや記憶に残っている
出来事を教えてください。

当社に入社したての頃、お預かりしているお客さまの商品にクレームが発生。急遽、全品チェック後に出荷することになり、社員総出で何日も徹夜して作業を行ったことがありました。当時は本当に大変でしたが、この出来事が現在の当社の礎となり、「”ありがとう”と言ってもらえる仕事を通じて豊かな暮らしを創造します」という経営理念と、「会社は、かかわるすべての人が幸せになる装置である」という経営方針が生まれるきっかけになりました。

今回、オープンファクトリーfactorIsmに参加しようと思った
理由・背景について教えてください。

職住近接のまちづくりを掲げる門真市政に賛同したことがきっかけです。町工場の仕事は人目に触れることが少ないので、イベントを通じて自社の社員に働くことの意味ややりがい、社会とのかかわりや貢献度について改めて実感してもらえたらと思っています。また、この機会に地域の方々とふれあえることにも期待しています。

オープンファクトリーイベントのプログラム構想・内容、
来場者に特に伝えたいことを教えてください。

製造加工を行う現場を歩いて回っていただきながら、運送業+製造業という当社ならではのビジネスモデルを「視覚」で体感していただきたい。当社が加工する建材(サイディング)は多くの住まいに使われている意外と身近なものなので、実際に触れてもらい、「触覚」でも当社の加工技術の高さを感じてもらいたいですね。

オープンファクトリーイベント開催を通して、
貴社の中で期待したいことなどをお聞かせください。

多くの方に自社工場を見ていただくことで、今後の改善のヒントにしたいと考えます。私たちは工場内をいかに整理整頓するかを追求していますが、一般の方から自社工場がどう見えるかをお聞きしてみたいですね。将来的には工場のショールーム化など近代的な仕様への変更も検討しているので、多くのお声をいただければうれしいです。

来場者への
メッセージ

運送業+製造業という独自のビジネスモデルを生み出したことで、当社は成長軌道に乗ることができました。利益を上げるためには人と同じことをしていてはダメ。挑戦が新たな商機を生むと考えます。また、QCDを追求し続けることも成長企業には欠かせない姿勢です。当社は現在、建材加工分野での生産性において国内トップクラスを誇り、海外とも戦える競争力があると自負しています。当日はそんな大日運輸の仕事ぶりをじっくり見てください。