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かっこいい事業、製品を連携させ、
広げろ『友安経済圏』
株式会社友安製作所

開催場所
〒581-0067
大阪府八尾市神武町1-36
TEL
072-922-8869
FAX
072-922-8878
ホームページ
https://tomoyasu.co.jp/
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代表取締役友安 啓則

会社の歴史や
事業内容

創業時は壁や天井にねじ込んで使う吊り下げ金具の製造・販売を、1980年代からは線材加工品やカーテンフック、ハンガーフックを主力製品としてきました。3代目の私の代からガラリと事業が変わり、現在は海外のカーテンや壁紙などのインテリア・DIY・エクステリア商材を販売するEC事業など5つの事業を展開しています。

強み ・ 特長
(商品や技術力)

EC、カフェ、工務店、レンタルスペース、メディアの5事業は一見、無関係なようで実は密接にリンクしています。例えば、レンタルスペース事業では貸したい人と借りたい人をつなぐだけでなく、工務店部門が空間デザインに携わったスペースを自社のショールームとしても活用。当社ではこれを『友安経済圏』と呼び、5事業の相互成長を目指しています。

今後のビジョン
構想

自社工場も保有していますが、現在の製造拠点は海外がメイン。しかし、今後は「モノづくり会社への回帰」をテーマに自社製品の強化を図ります。すでに家具製作に取り組み、来年には『友安家具製作所』というサイトもオープン予定。これからも3つのコアバリューに即した“かっこいい”事業や製品をかたちにしていきます。

跡継ぎの立場として代表になるまでに感じた会社の課題や
代表に就任し取り組んだことは?

2004年に私が社長に就任した時、従業員はわずか5名。先代である父親は会社を畳もうと思っていたほどですから、すべてが逆境からのスタートでした。そんな時に役立ったのが、10年の海外生活で培ったDIYの目利き力です。品質の良くない商品が高値で売られる日本市場に、海外直輸入のより良い商品を持ち込めば必ず売れると考えて自社ブランドを立ち上げました。このヨミは当たり、当社は瞬く間に成長軌道に乗りました。

先代や先々代の社長様とのエピソードや記憶に残っている
出来事を教えてください。

私は高校・大学をアメリカで過ごし、MBAを取得後、現地の商社に就職。しかし突然、父が倒れ、帰国することになりました。当時の友安製作所は海外製品との価格競争に敗れ、まさに瀕死の状態。父はそんな会社は継がせられないと言いましたが、どうしても継ぎたいと押し切りました。子どもの頃の私にとって、工場で働く父は強くてたくましい理想の男。そんな父が守ってきた家業を絶やしたくないと思ったのが会社を継いだ理由です。

今回、オープンファクトリーfactorIsmに参加しようと思った
理由・背景について教えてください。

地域の方々に自社のことをより知ってもらいたいと決めました。当社は家具や什器のメーカーとしては後発ですが、既存企業とは違う付加価値、例えば技術力や人材力、提案力など優れたノウハウがたくさんあります。「モノづくり会社への回帰」を目指すビジョンとともに、この魅力をより多くの方に発信できればと思っています。

オープンファクトリーイベントのプログラム構想・内容、
来場者に特に伝えたいことを教えてください。

本社のオフィスはもちろん、3階の食堂スペースや製造工場などをぜひ見ていただきたいと思っています。各所に凝縮された技術力やコーディネートセンスは、まさに創業以来の集大成!自社で取り扱う商材のみでつくり上げた友安製作所の世界観をご堪能ください。

オープンファクトリーイベント開催を通して、
貴社の中で期待したいことなどをお聞かせください。

当社には5つの事業があり、まもなく新規事業も立ち上がります。柱が多いのは強みですが、お客さまに組織の全体像を理解していただくのは難しい。 ほとんどの方はいずれかのチャネルから当社を見て、それが友安製作所のすべてだと思っているでしょう。イベントへの参加がそんな概念を覆すきっかけになればと期待しています。

来場者への
メッセージ

自身が会社を継ぐにあたり、モノづくり企業の跡継ぎとして事業承継に悩む方がとても多いことを知りました。当社は先代、先々代の時代から製造業に携わってきましたが、モノづくり=技術だけではないと考え、インテリアやDIYの総合商社へと生まれ変わりました。跡継ぎとして次代に事業をどうつなぐか、ここに悩む方々にもぜひご来場いただき、当社がいかにターニングポイントを乗り越えたかをお伝えできればと思います。