- 開催場所
- 571-0037
大阪府門真市稗島380 - TEL
- 072-884-3500
- FAX
- 072-884-5070
- ホームページ
- http://maruitixsomm.co.jp/
代表取締役 新谷 幹夫/ 取締役製造部長 熊 鍵
会社の歴史や
事業内容
新谷:1970年に守口市で個人事業として創業し、法人化を経て2006年に現在地に移転しました。その後ISO9001の取得や社屋の増築も行い、現在は45名ほどの社員が働いています。当初からプラスチックのブロー成型を手がけており、現在は自動車メーカー向けの製品を中心に、様々な業種へ部品を提供しています。
強み ・ 特長
(商品や技術力)
新谷:最大15kgくらいまでの大型ブロー成型品が製造でき、切断・切削・穴あけなどの加工、組み立てまで一貫してできることが強みです。 熊:大型の製品を手がけられる企業は大阪でもわずかで、当社はISOの取得による品質への信頼性も高いです。また、交通アクセスも良く、輸送がスムーズなのも特長です。
今後のビジョン
構想
新谷:ブロー成型品はかさばる上に、大阪には自動車の組立工場がほとんどなく、輸送コストの面で当社は有利ではありません。そのため、自動車分野以外で安定できる市場を開拓していきたいと考えています。また、35~40歳くらいの社員を中心に次世代の体制を構築していこうと、世代交代も進めているところです。
跡継ぎの立場として代表になるまでに感じた会社の課題や
代表に就任し取り組んだことは?
新谷:製品ごとに機械の部品を交換したり、機械のセッティングを変更したりする必要がありますが、父はその時あるもので工夫して製造していたようです。当時はそれで良かったのでしょうが、父の急逝で私が事業を引き継いだ際、どう進めればいいのか全くわからない状況でした。これでは効率の良いモノづくりはできないと考え、一つひとつの部品に番号をふり、製品と紐付けて条件書を整えるなど標準化を進めていきました。
先代や先々代の社長様とのエピソードや記憶に残っている
出来事を教えてください。
新谷:小学生くらいの頃から工場で雑用はしていましたが、父と一緒に働いたことはないので、事業に対する思いなどを聞いたことはないんです。大学卒業後の進路を決める際に会社を継ぐつもりはないと父に伝えたところ、「好きなことをしたらいい」と言ってくれましたが、内心は寂しかっただろうと思います。その後、結果として私が事業を引き継ぐことになりましたが、せっかくなら一緒にやってみたかったという思いがありますね。
今回、オープンファクトリーfactorIsmに参加しようと思った
理由・背景について教えてください。
新谷:社内の世代交代を進めているタイミングでもありますので、次世代のメンバーを中心にイベントを運営することで、人脈を広げてほしいと考えました。 熊:今年はコロナの影響でほとんど営業活動ができませんでした。このイベントをぜひ活用し、当社の事業をもっと外へ向けてアピールする機会にしたいです。
オープンファクトリーイベントのプログラム構想・内容、
来場者に特に伝えたいことを教えてください。
新谷:当社は海外出身のスタッフが多いので、多様なメンバーが力を合わせて働いていることもぜひ知っていただきたいです。 熊:ブロー成型とはどんなものなのか製造の現場を近くで見ていただき、モノづくりの楽しさを感じていただける機会になればと思います。
オープンファクトリーイベント開催を通して、
貴社の中で期待したいことなどをお聞かせください。
新谷:工場のスタッフは社外の人と関わる機会が少ないため、このイベントを通して、自分の社会でのポジションや、外からはどう見えているのかなどを肌で感じてもらい、自信や今後の目標につなげてほしいです。 熊:外部との接点を持つことで、自身の仕事が世の中へどう貢献しているのかを実感してもらいたいですね。