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技術力とスピーディーな対応で、
顧客のニーズを実現。
株式会社小泉製作所

開催場所
〒590-0905
大阪府堺市堺区鉄砲町18
TEL
072-229-2332
FAX
072-228-3858
ホームページ
http://www.koizumi-ss.co.jp/
4+

代表取締役小泉 達哉

会社の歴史や
事業内容

1933年、創業者の祖父が自転車用ハンドルの製造を始めたのが当社の始まりです。 その後、川崎重工業のバイクの組立てを担い、現在は幅広い業種に取引先を拡大。パイプを中心とした曲げ加工、溶接、表面加工処理などを行い、産業用ヘリコプターやパワーアシストスーツのフレームなどの開発にも携わっています。

強み ・ 特長
(商品や技術力)

まず、高精度の曲げ加工・溶接・メッキ処理を一手に担えることが大きな強みです。そして、"お客様が本当に欲しいもの"を見極め、先につくって納めてしまうスピード感も特長。お客様に提案して予算を取っていただくより先に、まず使っていただければ必ず売れる——そんな柔軟なスタイルでお客様のニーズを形にしています。

今後のビジョン
構想

当社の事業はお客様あってこそ。お客様の新規事業を技術力でアシストすることが当社の仕事なので、お客様のしたいことをミスなく確実に、そしてスピーディーにどんどん形にしていくことが大切です。それを繰り返してお客様に喜んでいただければ、当社にとっても自信となり、次の仕事にもつながっていくと信じています。

跡継ぎの立場として代表になるまでに感じた会社の課題や
代表に就任し取り組んだことは?

小さい頃から先代社長である父には「将来頼むで!」とよく言われていましたが、その父の急逝により3代目の社長に就任しました。自分の時代が来たと思う一方で知らないことも多く、まずは社員と協力して案件を整理。そして当社の強みをもっと見せようと商談を行う会議室を整備し、製品をたくさん展示しました。商談の最中に現場ですぐ加工できるスピード感も相まって、年間で数千万円の新しい売上を生み出し続けています。

先代や先々代の社長様とのエピソードや記憶に残っている
出来事を教えてください。

父は仕事以外にも町会長を務めるなど、人のために動ける人でした。多くの人に慕われていましたが、商談で仕事以外の話ばかりする営業スタイルだったため、当社の強みを本当に理解しているお客様は少なかったんです。でも今思えば、年齢を重ねたからこその営業だったのかもしれません。 私自身は仕事が趣味というタイプ。関わっている人みんなが幸せになれるモノづくりをしていく私のスタイルを、父には見ていてほしいと思っています。

今回、オープンファクトリーfactorIsmに参加しようと思った
理由・背景について教えてください。

直感で、やる以外にないと思いました。当社では、"知らないこと、できないこと、苦手なこと"にチャレンジするという目標があり、まさにぴったりだと。 また、現場をカッコよく見せられるように変えていきたい、そこで働く人を引き立てたいとも常々思っていましたので、それを加速させるきっかけにしたいと考えました。

オープンファクトリーイベントのプログラム構想・内容、
来場者に特に伝えたいことを教えてください。

実際に金属のパイプを曲げる様子を、職人さんの近くで見てもらえるようにしようと考えています。私自身も、機械が実際に動いて金属が曲がる様子に感動した経験があるので、シンプルな加工でも十分に驚き、楽しんでいただけると思います。お客様に「自分もやってみたい」と思っていただけたら嬉しいですね。

オープンファクトリーイベント開催を通して、
貴社の中で期待したいことなどをお聞かせください。

まずは、職人さんが当たり前にやっていることはすごいということを彼ら自身が実感できる機会にしたいです。当社は普段から多くの人が来られますが、もっと工場を楽しみ、体験できることを常に準備しておき、情報発信し続ける文化をつくっていきたいとも考えています。そして、ここで働きたいという人も増えたらいいですね。

来場者への
メッセージ

パイプがグッと曲がる様子を見ていただいたり、溶接のビーッ、バチバチという音を感じていただくなど、日常生活にはないものを楽しんでいただけると思います。さまざまなことができる工場なので、来場されるお客様1人ひとりの興奮するスイッチを押せるような、面白いものが必ずあるという自信があります。「溶接ってこんな風にやってるんやで!」と、人に話したくなるような、人生のプラスになる体験ができると思いますよ。