- 開催場所
- 10日(木)・11日(金)開催(工場見学)
〒590-0157 大阪府堺市南区高尾3丁3287-2 番地
12日(土)・13日(日)開催(ワークショップ)
〒581-0803 みせるばやお会場(大阪府八尾市光町2-60 Linoas8F) - TEL
- 072-271-5931
- FAX
- 072-271-5932
- ホームページ
- https://www.naniwakousaku.co.jp/
代表取締役谷本 和考
会社の歴史や
事業内容
主に水や環境に関わる企業を顧客に持つ、排水パイプ・継手の金型や設備のメーカーです。1946年に鉄工所からスタートしましたが、先代のヨーロッパ視察をきっかけに技術開発力を持つ「金型・設備メーカー」へ転換。早期からタイで技術指導にも取り組んでおり、タイでの金型製作など海外工場との提携も行っています。
強み ・ 特長
(商品や技術力)
誰もが知る乳清飲料のプラスチック容器を最初に製造したのが弊社。高い金型技術はもちろん、作業効率に一役買うボルト「アンカーべ」や、簡単に缶詰が作れる小型缶詰製造機「CANメーカー」など、イノベーティブな製品を生み出しています。ろ過装置「Clearino(クリアリーノ)」はものづくり日本大賞も受賞しました。
今後のビジョン
構想
私は自分たちを、「お客さまお困りごと解決業」と思っています。自分たちのやっていることが、社会の問題解決につながっていると実感しながら働けるよう、変化を恐れず、「技術で新しい価値を生み、世界中を笑顔にする事業」を、今後も続けていきます。社員にも同じ意識を持ってもらいながら全員が一致団結して、この考えをもとに一緒に成長していきたいですね。
跡継ぎの立場として代表になるまでに感じた会社の課題や
代表に就任し取り組んだことは?
社長就任当初は、上手くいかないことを全て周りのせいにしていました。70年以上続いた会社を自分の代で潰すわけにはいかない、でも製造業の先が見えず、正直もう社長なんて辞めたいと。しかし、様々な経営者との交流やそのとき入っていた「盛和塾」での学びから、自分のやるべきこと、自社の持つ可能性に気付くことができました。自社の力を再認識した今、従業員が一丸となってより良い社会を作る「コトづくり」に挑戦中です。
先代や先々代の社長様とのエピソードや記憶に残っている
出来事を教えてください。
父はとても忙しい人で、小学1年生の私への誕生日プレゼントも、おそらく会社から持ち帰ってきただけのドライバーセット(苦笑)。お陰で私はモノの構造に興味がわき、自学で構造力学を学ぶように。基本的には自分で見て学べという父でしたが、「誰よりも早く出社し、誰よりも遅く帰りなさい」「出来る事をするのは作業・出来ないことをするのが仕事」「困っている人を助けるのが仕事」といった教えは、私のベースになっています。
今回、オープンファクトリーfactorIsmに参加しようと思った
理由・背景について教えてください。
2025年に大阪で万博が開かれる予定です。じゃあそのお祭りで大阪の街全体を会場とみなした工場見学ツアーを開催したい!世界中から人々が集まる一生に一度あるかどうかのイベントに、従業員やその家族も一緒になって参加して喜びを感じたい!そう、みせるばやおの松尾さんと盛り上ったのが参加理由です(笑)
オープンファクトリーイベントのプログラム構想・内容、
来場者に特に伝えたいことを教えてください。
天井まで届く巨大な機械が、わずか0.0何ミリの誤差を調整して鉄を削っていきます。様々な加工の現場が見られますが、工場内は非常にきれいで、挨拶ひとつとっても明るい雰囲気を感じてもらえると思います。工場見学以外にも、缶詰製造機に思い出を詰めて帰ってもらったり・・など楽しい企画を思案中です!
オープンファクトリーイベント開催を通して、
貴社の中で期待したいことなどをお聞かせください。
「図面をもらい、その通りに鉄を削り、加工する」。一見つまらなく思える仕事でも、「自分たちの仕事は社会課題を解決して人に喜んでもらう仕事だ」と、やりがいを感じながら働いてもらいたいと思っています。なので工場内で働く従業員が、「すごい」「かっこいい」と誰かに承認してもらえる機会になれば嬉しいですね。