どんなものを作っていますか?
産業用機械メーカーや製品製造メーカーの工場から依頼を受けて、産業用機械部品や装置を作っています。身近なモノでいえば、今の時代に欠かせないスマホの液晶画面に張られている光学フィルムを作る装置や、薬を作る装置、リチウムイオン電池の電極を作る装置などです。
また、2018年から水を浄化・循環させて汚水を排出しない、循環型エコトイレの開発プロジェクトにも参加しており、弊社で製作したトイレが現在、群馬県の碓氷峠や中央新幹線の工事現場などにて使用されています。他にも祇園祭で使われる階段など、大型の設備から小物まで、何でも作ります!
弊社では鉄やステンレス等の材料を板切りから穴あけ、曲げ、溶接、組み付けまで一貫して製作を行っており、時には設計段階から携わることもあります。
会社を一言で表すと
顧客の要望をカタチにする技能・技術集団
モノづくりの歴史・ターニングポイント
1999年5月革新活動(徹底した3S)をスタート これまで特徴の無い、腕がそこそこいい町工場であった会社を一新するために「良い現場は最高のセールスマン」のスローガンの基、徹底した3S活動を開始しました。 それに伴い作り方、工程管理を見直し、無駄を徹底的排除した高生産性の工場に変革してきました。
「ものをつくる」ことの楽しみは
~社員(入社4年目)へのインタビューから~
最初は溶接すら見たこともない環境からのスタートでしたが、 日々練習を重ね、今では実際の製品で溶接をさせてもらった時に上司や先輩に褒めてもらった時が、自分の成長ややりがいを感じる瞬間です。 溶接以外でも穴あけ加工や曲げ加工等、平板の状態から1から10まで自分で製品を作り上げた時はとても達成感を感じます。 また、上司や先輩に助けてもらわないと出来なかった仕事も一人で出来るようになって、その数が増えていくことにもやりがいを感じています。
作り手の想い -大切にしている考えや価値観-
経営理念の中に「私たちが作り出すものは豊かな社会つくりを担うものでありそれを誇りとします」とあります。 私たちが作る商品はたとえ鉄板1枚でも意味のあるものであり、その役割を認識しながら仕事をする。そうすることによりその人の人間性が品質に現れるようなモノつくりをしていきたいです。
「ものづくり」を引き継ぐために今取り組んでいること
若い世代に技術やノウハウを伝え職人の技術を継承していくために、モノつくり未経験者を育てる教育体制・サポート体制を整え、実務経験を積みながら新しい技術の習得に挑戦できる職場環境を作っています。
モノつくりの伝統を守りながら、新しい世代に技術と情熱を伝えていくことを目指しています。