どんなものを作っていますか?
ガラス棒を溶かしガラス玉を製造しています。
卓上バーナーでハンドメイドでの製造、機械での製造、電気炉での製造をしています。
アクセサリーや数珠等のパーツのガラス玉の製造で、当初は模造真珠と呼ばれるイミテーションのパールのベースになるガラス玉を多く製造してきました。
会社を一言で表すと
和みの古民家。
昭和の家に少し手を加えたなつかしい家のような会社です。近所の人がふとやってくることも多く、わいわいとウクレレを弾いていることもある、そんな工房です。人が笑顔になる空間でありたいと思っています。
モノづくりの歴史・ターニングポイント
ガラス工房をオープンし、社外の人と出会うことになったこと。
一般の方もそうですが、ガラス以外のいろいろなジャンルのものづくりをされている方や全く違う業者の方、ハンドメイドで制作されている方など、お話をすることで新しい発見がありました。
一時休眠となっていた会社を再開するきっかけにもなりました。
「ものをつくる」ことの楽しみは
ハンドメイドでのガラス玉の製造は、暑い中淡々と作る作業です。集中力が欠けると割れてしまったり変形したりするので、自分と向き合いながらの製造の中で調子がいい時間が続くとスムーズに進むので楽しいです。
お客様に実際に体験してもらったり話をしたり商品をきっかけに、ものづくりに興味をもってもらえると嬉しく思います。
作り手の想い -大切にしている考えや価値観-
バーナーでの製造は、ひとつひとつが商品のメインになることもありますが、その際は単体のもの以外(色を混ぜたり、形をつくったもの)は成形の段階で色の出具合や形は全く同じになることはないので、ガラス玉それぞれの良さがあります。職人としても作るひとつひとつを自分の作り方で心を込めて制作するようにしています。
「ものづくり」を引き継ぐために今取り組んでいること
地元にガラス玉を製造する産業があることを次の世代へと繋いでいきたいと思っています。
昔関わったことがある方は懐かしいと話してくれます。
絶やさずこれからも身近な産業として地元を盛り上げるため、商品や作り手や関わりを増やしていきたいと思います。