八尾から世界へ
技術とデザイン届ける独自の世界観

11_友安製作所

所在地 大阪府八尾市神武町1-36
TEL 072-922-8789
ホームページ https://tomoyasu.co.jp

代表取締役社長 友安 啓則

工場見学・ワークショップ

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記者からのおすすめポイント

インテリアやDIYアイテムのオンラインストア事業を中心に、カフェやまちづくり、レンタルスペースといった様々な事業を多角的に展開している友安製作所。おしゃれなオフィスは一見モノづくりと無縁のように見えますが、社内に鉄工所と木工所を併設する「ザ・モノづくり」の企業です。ファクトリズムでは、毎年大好評のワークショップを今年も開催! 鉄と木材を使い、ココでしかつくることができない、あなたオリジナルのアイテムを自分でつくることができますよ。

どんなものを作ってる会社?

私たちがつくっているのは、オリジナルの椅子やテーブルといった家具、真鍮製のインテリア雑貨、さらに建具やキッチンといった内装にかかわる製品です。もともとは金属製のカーテンフックの製造から金属加工の技術を培い、今では企画・設計・製作・販売まで自社で行っています。つまり、完全オリジナル。さらに、ここ数年で金属加工の職人も増え、木工職人も加入してくれました。家具や建具をといった、内装に関するものはつくれないものはない!と言ってもいいかもしれません。オンラインストアでは、輸入製品をはじめとした壁紙や床材なども販売していますので、オリジナル商品と合わせて、家中を友安製作所でコーディネートできますよ。

         

ココに釘付け!

ファクトリズムでは、製造現場の見学やワークショップだけでなく、自社商品でコーディネートしたこだわりのオフィスも見学していただきます。その理由は、「デザイン性」と「技術」の両方を持ち合わせていることが、私たちの強みの一つだから。そして、商品の企画や名前、パッケージデザイン、ECサイトのデザインや売り方、物流まで、すべて自社でデザインし、完結できるからこそお客様に私たちの世界観が伝わると考えています。特に現在力を入れている建具や家具、真鍮の製品といった自社製品は、私たちのモノづくりへの想いを詰め込んだものばかり。ワークショップを楽しみながら、そういった想いや世界観も感じてもらえると嬉しいですね。

モノづくりの歴史・ターニングポイント

1948年に木ねじなどの製造からスタートした当社は、80年代にカーテンフックの全自動製造機を開発し、カーテンフックの製造をメイン事業に成長してきました。しかし、私が会社に入社した約20年前には、かなり規模も縮小し、30名以上いた従業員も5人程度に。父親である当時の社長には、「跡は継ぐな」と言われ、海外からインテリア商品を買い付けてスタートしたのが、インテリアブランド「Colors」でした。それが徐々に拡大してネット販売に形態を変え、商品も社員も増えていきました。社内で企画・デザイン・販売もできる体制が整い、カフェも展開。しかし、なぜかずっと私自身に引っ掛かりがあったんです。その理由が分かったのは、お客様の工場見学の時。お客様は、おしゃれなオフィスじゃなくて、当社の創業者がつくった機械に感嘆の声を上げるんですよ。それを見て、「友安製作所の価値はココなんじゃないのか!?」と気付いたんです。それが、友安製作所のモノづくりへの回帰、ターニングポイントです。当社は幸い鉄を扱える職人から、デザイナー、カメラマン、エンジニアといったクリエイティブな人間が集まっています。その職人とデザインの力を合わせてつくり上げたのが家具・什器。さらに当社の一番のメリットは、「売り場」を持っているということ。しっかりとしたストーリーや想いを乗せて、お客様に直接販売することができました。その後は、鉄や木材を扱える職人も増え、家具だけでなく建具やキッチンなどの内装設備もつくることができるように。それらがトモヤス家具製作所や工務店事業にもつながっています。

これから見据える未来

10年前から社員のみんなに伝えているのは、「友安製作所の商品だけで家が建つようにしたい」ということ。それはほぼ叶ってきていると思います。施主様のライフスタイルをとことんヒアリングして、間取りも家具も建具も全部つくっていくんです。その中に、当社の技術をふんだんに取り入れていくことが直近の目標。そして、ちょっと遠い未来の目標は、私たちのミッション『世界中の人々の人生に彩を』につながっています。すごく大きなビジョンだけど、その実現のために海外へも進出したいと思っています。まずは、日本でナンバー1に! そこに欠かせないのは、なんといってもモノづくりの力です。2023年は、『BRUSHUP』というプロダクトをフランスやアメリカの展示会に出品し、大きな話題を生むことができました。こういった世界でも戦えるプロダクトを軸に、目標を実現していきます。

会社を一言で表すと?

一言で表すと、「一言で表せないほどいろんなことをやっている会社」ですが、私たちの風土から表すと、「ワイガヤ」ですね。「ワイガヤ=ワイワイガヤガヤ」は、年齢や社歴、職種、性別関係なく、気軽に議論できるような、組織内のざっくばらんな雰囲気のこと。その環境をつくるために、当社ではニックネーム制度も取り入れています。社長の私はBossですし、役員もWillやSammyといった呼び名で、もちろん「さん付け」や役職も付けません。また、当社はどのような役割であっても、「デザインする」という意識を持って主体的に取り組んでいます。言わば社員全員デザイナー。そういったプロフェッショナル達が集結し、ワイガヤの精神で目標を達成しています。だから、永年勤続表彰の際に伝えるのは、『あなたがいなければ、友安製作所は存在しません』という言葉。友安製作所は、社員の誰が欠けても存在しません。

つくり手の想い・伝えたいこと

言葉では表しにくいことですが、友安製作所の製品には家具でも什器でも真鍮でも、「友安製作所の世界観」が存在します。その世界観をお客様の手元までそのまま届けられることは、私たちの大きな魅力。それができるのは、モノづくりの現場だけでなく、商品企画、ECサイトのデザイン、パッケージデザイン、そして物流にいたるまで、すべてが自社で完結でき、みんなが同じ世界観を持って、その製品に向き合っているから。技術力だけでなく、デザイン性や売る力が一つになって初めてモノづくりが生きてくると思っています。
私たちの中では、「モノづくり企業最強説!」が当たり前。それを証明するような、技術とデザインの両輪がかみ合った製品をお届けします。