友安製作所

所在地 大阪府八尾市神武町1-36
TEL 072-922-8789
ホームページ https://tomoyasu.co.jp

代表取締役社長 友安 啓則

どんなものを作っていますか?

当社が長年培ってきた鉄を扱う技術や木工技術を活用し、家具やキッチン、建具など様々なインテリア、エクステリアアイテムを製造しています。オリジナルのアイアン家具ブランド「TEKKI CRAFT」は、すべて自社のオリジナルデザイン・製作で、鉄と木を組み合わせながら、無骨で力強いものから曲線的で繊細なものまで、鉄の持つ豊かなな表情を引き出しています。ほかにも、職人が一点一点手作業で作る真鍮雑貨や、つくる人の創造性を掻き立てる掃除道具シリーズ「BRUSHUP」など、こだわりと新規性のあるものづくりに日々挑戦しています。つくる人が誇りを持ち、使う人が愛着を感じられる製品づくりを目指します。

         

会社を一言で表すと

一言で表すと、「一言で表せないほどいろんなことをやっている会社」ですが、私たちの風土から表すと、「ワイガヤ」ですね。「ワイガヤ=ワイワイガヤガヤ」は、年齢や社歴、職種、性別関係なく、気軽に議論できるような、組織内のざっくばらんな雰囲気のこと。その環境をつくるために、当社ではニックネーム制度も取り入れています。社長の私はBossですし、役員もWillやSammyといった呼び名で、もちろん「さん付け」や役職も付けません。また、当社はどのような役割であっても、「デザインする」という意識を持って主体的に取り組んでいます。言わば社員全員デザイナー。そういったプロフェッショナル達が集結し、ワイガヤの精神で目標を達成しています。だから、永年勤続表彰の際に伝えるのは、『あなたがいなければ、友安製作所は存在しません』という言葉。友安製作所は、社員の誰が欠けても存在しません。

モノづくりの歴史・ターニングポイント

1948年に創業し、当初はネジや金属製カーテンフックなどを製造してきました。しかし1980年代頃、海外製品の流入を機に需要が激減し、製造業のみでは立ち行かなくなりました。そこで2004年から、インテリア用品の輸入販売を開始し、オンラインストアも開設。インテリアショップ兼カフェをオープンするなど、製造ではなく販売に特化することで会社の危機を乗り越えました。そしてその後、当社の原点であるものづくりに立ち返り、新しい商品開発に挑戦。現在は、インテリア販売で培ってきた企画やデザイン力などを活かし、当社が得意としてきた鉄の加工技術を使った自社オリジナルのインテリアアイテムを製造・販売しています。

「ものをつくる」ことの楽しみは

当社では、「Add Colors to everyone's Life.-世界中の人々の人生に彩りを」という理念を掲げています。私たちがつくったインテリアアイテムを通して、生活がより楽しくなった、くらしが明るくなったと言っていただけると、とてもやりがいを感じます。また当社では、常に新しいものづくりに挑戦しています。新しいデザインを考えたり、技術を習得することは簡単なことではなく、試行錯誤の繰り返しですが、そうした困難を乗り越え、思い描いていた以上のものがつくれたときはメンバーみんなで喜びを共有することができます。

作り手の想い -大切にしている考えや価値観-

製造部のメンバーは、普段その製品を使ってくださる方の顔を直接見ることはできません。 だからこそ、どこに出しても恥ずかしくないものづくりを徹底しています。特に、身近にいる製造メンバーや、同業他社の作り手など、プロが見ても感動するほどのクオリティの高さを追求し、日々新しい技術も磨いています。また当社では、商品の企画から製造、販売まですべて自社で一貫して行っているので、各部のメンバーの連携やチームワークも大切にしています。製品に付けられた『友安製作所』や『TEKKI CRAFT』といった刻印に、当社の従業員一人一人がプライドを持っています。

「ものづくり」を引き継ぐために今取り組んでいること

これまでは、経験が長い熟練の職人にしかできない技術がたくさんありましたが、現在は若手のメンバーも少しずつ挑戦し、技を磨いています。また、ものづくりを継承する人材を確保するため、会社自体の働きがいのある環境づくりにも努めています。例えば、全員がニックネームで呼び合うことで風通しの良い人間関係作りを促し、工場やオフィスを自社のインテリアアイテムなどを使ってリノベーションするなどして、通いたくなる職場をつくることに力を注いでいます。2022年からは新卒採用も開始し、若いメンバーが成長し、活躍できる体制づくりにも取り組んでいます。

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