どんなものを作っていますか?
特に「スタンド看板」と呼ばれる、店舗の前やイベント会場などに置かれている看板を作っています。オープンファクトリーに来ていただければ、「これ見たことある!」と思う看板が多くあるでしょう。また、普段は看板として使用し、災害などの緊急時には担架やストレッチャーに変形して救護活動にも使える、1台2役の救護器具兼用看板「サポートサイン」も作っています。
会社を一言で表すと
私たちが大切にしているブランドコンセプトは、「MAKE THE BEST. 常に今、最高だと誇れるものを作ろう」というスローガンです。ものづくりから答えを出すこと、より良い価値を生み出すことが私たちのすべきことです。メーカーとしての誇りをかけ、常に今、最高だと誇れるものを作ることを目指しています。
モノづくりの歴史・ターニングポイント
当社の歴史は、創業当初が現在とは全く関係のないベアリング切削の町工場だったため、聞くと皆が驚きます。リーマンショックなどを経て、「メーカーになろう!」と開発したのが、第一次アウトドアブームに乗った、自立式のタープの脚部です。これで特許を取得し、棒状のものを自立させる商品を作るようになりました。そこから花を飾る台や看板を作るようになり、サインディスプレイ業界に入りました。
参加者に感じて体験して欲しいこと!
街にある看板の多くは、安価な海外製品です。私たちは、海外製品との差別化として、日本製の品質、オーダーメイド対応、安定供給、アフターフォローといった強みを持っています。ファクトリズムでは、この強みの根源である自社工場を分かりやすく案内しながら、ワークショップも楽しんでいただきたいです。めったに見られない、日本一の看板工場を見に来てください。
「ものづくり」を引き継ぐために今取り組んでいること
ものづくりの楽しさを多くの人に伝える活動も積極的に行っています。就職活動を控える学生に製造業の現実を知ってもらうため、インターンシップを実施したり、工場から出る残材を使ったアートイベントを近隣のショッピングモールで開催したりしています。今年は大阪・関西万博でもワークショップイベントを開催しました。FactorISMでは、本物のものづくりの現場を知ってもらうため、見学だけでなく、参加者の手でオリジナルの「ミニ看板」を作っていただきます。