どんなものを作っていますか?
歯ブラシを製造しており、特に歯ブラシに毛を植える「植毛」という加工に特化しています。一般的なナイロン毛はもちろん、とても細い毛や柔らかい毛など、特殊な素材の植毛も可能です。その代表的なものが天然毛で、ウマやヤギの毛の植毛にも対応しています。今後もさまざまな素材の植毛に挑戦し、誰も見たことがない歯ブラシの生産を目指します。
会社を一言で表すと
「山椒は小粒でもピリリと辛い」がキャッチフレーズです。小さな町工場ですが、「いいもの」を作るために妥協しない、存在感のある会社を目指しています。小規模な会社だからこそ、従業員同士の密なコミュニケーションやスムーズな連携が強みです。アットホームな雰囲気を保ちつつ、目標に向かって一丸となって取り組む姿勢が持ち味です。
モノづくりの歴史・ターニングポイント
1949年の創業当初は、OEM歯ブラシの製造を100%行っていました。現在の代表が愛犬の歯の治療に触れたことがきっかけとなり、会社の強みを活かして、犬の口腔ケアを支援できないかと考案したのが、柔らかい天然毛歯ブラシ「MIGAKENDE」です。この「MIGAKENDE」は当社初の自社製品となり、会社の大きな転機となりました。
参加者に感じて体験して欲しいこと!
多くの方が毎日のように使っている「歯ブラシ」が、どのように作られているのかを見ていただきたいです。とても身近なアイテムですが、0.1mm単位の規格で作られた、とても精密な商品です。見学後には、きっと歯ブラシの見方が変わると思います。
「ものづくり」を引き継ぐために今取り組んでいること
働きやすい環境を整えるため、会社のさまざまなことを仕組み化することを目標にしています。感覚的な伝達事項をできるだけ減らし、必要な情報が100%相手に伝わる仕組みを模索中です。また、定期的な面談や目安箱の設置などで、社内の意見を幅広く集める取り組みも行っています。