オリジナルっておもしろい!
次世代のモノづくりだからできること。

48_ウッディーズ

所在地 大阪府堺市堺区戎之町西1丁1-8
TEL 072-275-7952
ホームページ https://printshop-woodys.com

代表/CEO 辻岡 大樹

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記者からのおすすめポイント

一見、モノづくりとは無縁のアパレルショップのような店内。ファクトリズムの参加企業の中では、ちょっと異色の存在でもあるウッディーズは、オリジナルTシャツやグッズをつくることができる場所。次世代のモノづくり企業と言える同社で、気軽に“つくる楽しさ”を感じてください。

どんなものを作ってる会社?

簡単に言うと、「街のTシャツ屋さん」。もっと具体的に言うと、「社内一貫制作で、衣類の二次加工をしている会社」ですね。店舗と直結した工場があるから、ふらっと立ち寄ったお客様が、その場で短納期のオリジナルTシャツをつくることができる。そんな場所です。一般的なオリジナルTシャツなど制作は、デザインデータをお客さんが作成するものが多いですが、僕らの場合、店頭でデザイナーとお客さんが一緒にデザインを考えていきます。だから、「あと2㎝右にずらしてほしい」など、細かな要望にも対応できるというわけです。お店のユニフォームやクラブ活動、企業の周年記念のグッズ、誕生日のサプライズといった個人や企業関係なく様々なコミュニティでご注文いただいています。また、Tシャツだけでなく、帽子やエプロン、トートバッグやタオルなど、多種多様なグッズでオリジナルをつくることができるのも魅力ですね。

         

ココに釘付け!

ファクトリズムの当日には、皆さんにオリジナルTシャツをつくっていただこうと考えています。デザインからプリント作業まで一緒に作業していただく予定なので、「自分のTシャツを自分でつくる」めったにない体験になると思いますよ。こんなふうに、あえてFace to Faceでモノづくりをしているのが、僕らの強みの一つ。また、皆さんにおすすめしたいプロダクトは、二次加工に適した麻35%・綿65%でつくったこだわりのヘンプTシャツ。僕らの創業の地であり、現在も店舗を構える和歌山がニットの地場産業だったことから実現したプロダクトです。店舗には、そういったいろんな素材のTシャツも置いてありますので、ぜひ手に取って触り心地も体感してみてください。

モノづくりの歴史・ターニングポイント

スタートは、4畳の台所。地元の同級生と一緒に、自分たちで着るオリジナルの服をつくろうと思ったのがきっかけでした。デザインは自分たちで、当時のプリント屋さんにお願いしたら、これがあくまでも受け身で、提案なんかは全くナシ。これじゃダメだと、自分たちでつくることに。カッティングシートを逆に貼って、工夫しながら台所でプリントしたのが始まりですね。それが、たまたま後継者不足で困っていたシルクスクリーンの会社の下請けをすることになったんです。それがめちゃくちゃ忙しくなって、一か八かで4畳の部屋から50坪の工場に移転。それが和歌山と堺の2店舗構えることにつながったんです。これは僕らの創業の話。ファクトリズムの参加企業を見てみると、ほとんどが跡継ぎですよね? やっぱりモノづくりって跡継ぎじゃないとハードルが高い。それが僕らの場合は、ちょっとジャンルが違っていたから創業できた。だから、“今の時代のモノづくり”じゃないかって思っています。

これから見据える未来

これからのモノづくりについて考えた時、やはり自分たちでつくったものを消費者に直接届けないといけない。さらにそれをどこで売っていくか?出した答えが“観光”というジャンルでした。自分たちでつくれるものに観光を絡めていく。観光って、誰でも乗っかることができるんです。スタンダードなのが、地元の名産や名物。和歌山であれば、ミカンや中華そばのTシャツでもいい。でも、地元の企業のロゴTシャツや、喫茶店のTシャツ、銭湯のTシャツでもいいわけです。それをお土産として販売し、デザインが気に入ってもらえれば、「このTシャツ可愛い!ここで朝ごはん食べよ」と地元店舗の集客にもつながるかもしれない。ひとまず、この1年半以内に、地元和歌山でチャレンジし、上手くいけば堺でもチャレンジしたい。僕らから、モノづくりの未来を見せたいと思っています。

会社を一言で表すと?

『パッションとノリを大切に!』これが僕らの企業理念であり、会社を表す言葉。一般的な企業理念と比べてちょっと異色ですが、モノづくりには情熱が必要だとは思いませんか? そして、「ノリ」は、「とりあえずやってみよう!」というチャレンジ精神。このノリが良くないと、製造業としては新しいものは生み出せないですよね。そして、もう一つ。コンセプトである「オリジナルってほんまにおもしろい」を体現している会社。メンバーみんなが自由で自分を持っているから、本当の意味でその面白さが伝えられるのかなと思います。

つくり手の想い・伝えたいこと

今回のファクトリズムで皆さんに伝えたいのは、「つくるって面白い!」ということ。当社は、僕ら自身がオリジナルのTシャツやグッズをつくっていて感じた面白さを、もっと広く共有するためにつくった場所です。ファクトリズムのワークショップで、皆さん自身のオリジナルTシャツをつくり、モノづくりの面白さにハマってほしいですね。

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