どんなものを作っていますか?
印刷用シリンダーの基となる鉄芯を製造しています。主に食品や日用品を包装するフィルムの印刷に使われています。印刷物は、色の再現性や精度が求められるため、100分の1ミリ単位で仕上げています。品質と短納期に応えるため、多くの機械を使って、いかに速く、精度良く仕上げるかを追求しています。また、シリンダーのリサイクルも行っており、不要になったシリンダーを回収、保管し、要望に応じて最適な加工を施して提供しています。
会社を一言で表すと
どのようなものでも短納期(1〜2日)で加工するため、瞬発力が必要な仕事です。そのため、工場内はいつも活気にあふれています。現状の精度や品質に満足することなく、新しい機械や製造方法に常に挑戦しています。また、経営理念の一つに「関わる全ての企業・人と共に成長、発展していく」とあり、利他の精神を大切にしています。
モノづくりの歴史・ターニングポイント
2007年頃に始めたシリンダーのリサイクル事業が、大きなターニングポイントとなりました。それまでになかったサービスを提供できたことで、印刷会社の課題解決につながり、全国への営業で一気に売上を伸ばし、シェアを拡大しました。さらに2023年には、初めてのM&Aで銅メッキ事業も始め、さらなる事業拡大を目指しています。
参加者に感じて体験して欲しいこと!
工場の機械や技術、製品に触れ、非日常の体験をしてほしいです。特に、加工している「鉄」の重さや手触りを感じてもらいたいと思っています。また、私たちが社会の一員として、どのような分野やものづくりに貢献しているかを少しでも知ってもらえれば嬉しいです。
「ものづくり」を引き継ぐために今取り組んでいること
今後ますます厳しくなる人材確保の問題を解決するため、従業員第一で会社を経営していきます。労働環境の向上、賃金アップ、福利厚生の充実など、できることを一つずつ行っています。また、機械の操作方法だけでなく、研修などを通して人格形成を行い、一人の人間として成長できる職場を目指します。従業員に「この会社で働いて良かった」と思ってもらえるような会社にしたいと考えています。