どんなものを作っていますか?
強度・精度ともに高く、安全に欠かせない自動車用ボルトやナットをつくっています。海外展開により、誰もが知る海外高級車にも採用され、当社の製品を搭載した車が世界中を走っています 。また、身近なものでは電柱の足場ボルトも製造しています。2022年にはOMRIQ(オムリック)という自社商品ブランドを立ち上げ、自動車部品のヒートシンクの技術を活かした「OMRIQ PLATE」を開発しました。こちらは大阪製ブランドに認定されました。
会社を一言で表すと
「今をもっとおもろく」を企業理念に掲げています。私たちは「おもろい=成長・改善」と捉え、ありたい未来に向かって今をより良くすることに価値を置いています。日々の業務の中での社員一人ひとりの改善や成長が、ミナミダを前に進める原動力です。
モノづくりの歴史・ターニングポイント
1933年に東大阪で「南田製鋲所」として創業し、当時は線路の枕木を止める長い釘を製造していました。1989年に現在の社名に変更され、自動車業界へとシフトしました。1991年には大分工場が操業し、2000年代に入ってからはタイやメキシコにも展開、今後はインドにも展開を予定しています。創業90年を超えた今でも、自社で得たノウハウを活かしたロボット事業や、ヒートシンクの製造からヒントを得た解凍プレートの開発などの消費者向け事業に、新しく挑戦し続けています。
参加者に感じて体験して欲しいこと!
ぜひ「触れる」を体験してほしいです。もちろん、さまざまな種類の機械や製品ができる工程を「見る」ことや、機械の音を「聞く」ことも体験してほしいです。しかし、「触れる」は、工場に来なければできないことばかりです。製品ができる前の材料や形が変化した直後の製品、機械に触れて、FactorISM限定の体験を楽しんでください。
「ものづくり」を引き継ぐために今取り組んでいること
企業理念である「今をもっとおもろく」に共感し、当社の「ものづくり」を通して、会社や自分自身をもっと面白くしたい人を増やすため、情報発信に力を入れています。ホームページのリニューアルやFactorISMへの参加に加え、今年は大阪・関西万博に出展しました。金属の圧縮成形技術を応用し、ヤシの木の皮など天然素材をプレスした新製品を開発し、環境負荷を減らす未来のものづくりを提案しています。