松村釦

所在地 大阪府柏原市高井田535
TEL 072-978-6281
ホームページ https://news-button.co.jp/

代表取締役社長 松村 浩志

工場見学・ワークショップ

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どんなものを作っていますか?

プラスチック製ボタンと一言でいっても、実は色々な素材のボタンが存在します。中でも、世界の製造数において大きな割合を占めているのが【ポリエステル樹脂製】になり、当社はこの通称ポリボタンの製造をしています。ポリボタンは【変幻自在】な特性があり、水牛調、貝調、ナット調など様々な天然素材の風合い(柄)をデザインできます。
当社は液状の樹脂の配合からボタンの形になるまで一貫した製造を行っております。ワイシャツやジャケット・スーツなど、皆さんの洋服のいずれかに当社のボタンが付いているかもしれませんね。

         

会社を一言で表すと

『こだわりと進化を求めて』
会社紹介にもありますように、当社は創業以来一貫して“Made in JAPAN”と、ポリエステル樹脂という素材にのみこだわったモノづくりを続けてきました。全く異なる天然素材の風合い(柄)を表現できるというこの面白い素材の可能性に魅了され、会社創生期には柄組みの研究を重ね、ポリならではの表現力の幅を拡げてきました。そして、顧客の要望を形に出来るよう、彫刻や異素材との組み合わせなど、新たに加飾の技術の向上へと現在進行形で進化を続けております。

モノづくりの歴史・ターニングポイント

創業当初は地域産業の一つでもあった本貝ボタンの製造業を生業としていました。しかし、天然資源という原材料の資源量に、いつか限界を迎える未来が想像されました。
そんな折、ポリエステル樹脂メーカーとの縁があり、ボタンに適した樹脂配合など共同研究を重ね、天然素材になり替わるプラスチック製ボタンの製造に移行していくことになりました。ポリエステル樹脂ボタンは汎用性が高く、プラスチック製ボタンの中で最もポピュラーに使用される素材となった背景とともに、当社も成長していった経緯があります。近年では、長年携わってきたBtoB事業だけでなく、BtoCに向けての展開を拡げています。

「ものをつくる」ことの楽しみは

お客様のご要望にお応えした製品作りができ、喜んでいただける事がまずは励みになります。そして、柄づくりから形づくりまで自社の中だけで自由に作ることができるので、近年では自社オリジナル製品の開発に取り組んでおります。作った製品を直接お客様が手に取って喜んでくださったり、大切に使ってくださっているというお声をいただくと、自分たちのものづくりの自信と楽しさに繋がります。

作り手の想い -大切にしている考えや価値観-

第一は、お客様のご要望をしっかりと形にしたいということ。そして、職人一人ひとりの誇りがそこには確かにあるのだという自負を忘れないこと。
一般の方からすれば、普段、何気なく触れているこの小さなボタンには実は何人もの人の手が加わって作られています。決して簡単に作られいるものではありません。このファクトリズムを通して、より多くの人に「見て・触れて・知って」いただければと思います。

「ものづくり」を引き継ぐために今取り組んでいること

時代の流れを読み取り、自社に出来るチャレンジをし続けることです。近年では、このファクトリズムへの参加もそうですが、「広める~拡げる~」というテーマを掲げ、ボタンという枠組みにとらわれない新しい販路開拓・商品開発・認知度向上に取り組んでいます。
例えば、工場に併設している小売店舗「ボタンのTSUKASA」には当社のボタンがズラリと壁や棚に並んでいます。是非、そちらにも足を運んで千差万別、多種多様なボタンの世界を覗いてみてください。また、ボタンだけではない形のモノづくりにと製作したピンバッチやブローチなどアクセサリー雑貨もございます。ボタンとしては活かしきれなかったデザインや柄も楽しんでいただければ嬉しいですね。

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