どんなものを作っていますか?
廃棄されるホタテ貝殻などの資源を活かし、暮らしに役立つ製品をつくっています。代表的な製品は、自転車や防災用として使えるヘルメット「ホタメット」や、万博会場に設置されているベンチ「ホタベンチ」です。そのほか、食器や雑貨、建材など、環境に優しくデザイン性の高いアイテムを開発しています。使う人が誇りを持てる、地球にも人にも優しいものづくりを続けています。
会社を一言で表すと
「『つくりたい』で、世の中を変える会社」です。企画、デザイン、開発まで、ものづくりの原動力は「こんな世の中になったら良いな」という情熱です。年次や役職に関係なく、誰もが自由にアイデアを出し、議論を重ね、試行錯誤を楽しみながら、まだ世にない価値の創造に挑戦しています。仲間と共に、自らの手で未来を形づくる、そんなクリエイティブな熱気に満ちた会社です。
モノづくりの歴史・ターニングポイント
大きな転換点は、新型コロナウイルスの流行です。社会のために何ができるかを第一に考え、ものづくり技術を活かした社会課題の解決に注力した結果、自社の成長にもつながるという貴重な実感を得ました。この出来事を機に、「ものづくりで社会課題を解決する」という使命が私たちのDNAとして明確に刻まれました。現在の事業のすべてが、この理念に基づいています。
参加者に感じて体験して欲しいこと!
自動で動く最先端の射出成形機と、ホタテ貝殻という自然の恵みを活かすサステナブルな現場。この技術と自然の融合が、社会課題の解決を目指す私たちの挑戦です。さらに、消しゴム作りでは、アイデアが形になる楽しさを「触れて」感じてください。見て、触れて、私たちのものづくりへの思いを体感してほしいです。
「ものづくり」を引き継ぐために今取り組んでいること
ものづくりを未来へつなぐため、二つの挑戦をしています。一つ目は、ワークショップを通して「ものづくりの楽しさ」と「社会課題を解決する第一歩」を子どもたちに直接届け、未来への種を蒔くこと。二つ目は、社会課題を解決する新たな素材や製品開発など、社会の未来に挑戦し続ける姿勢そのものです。この探求心と、技術で未来を良くしようとする精神を、次の世代へ引き継いでいきます。