どんなものを作っていますか?
長年培ってきた金属を扱う技術を活用し、住宅用金物全般、特殊車両(消防車、電車)部品、産業用機械部品、事務機器部品、自動倉庫部品、鉄道や道路、トンネル周辺の金属製品など、さまざまな製品を生産しています。
会社を一言で表すと
「Heart&Hard」を社内の合言葉として掲げています。一つは「熱心に(Heart)、一所懸命(Hard)に」、もう一つは「思い(Heart)を形(Hard)に」というものです。顧客の要望は十人十色ですが、それを形にするために社員一丸となって取り組んでいます。
モノづくりの歴史・ターニングポイント
1965年の創業当初は、プレス加工による住宅用金物の大量生産が主流でした。1990年から2000年代初頭にかけて、住宅が建売からオーダーメイドへと移行したことに伴い、当社も大量生産から小ロット多品種生産へと方向転換しました。また、住宅金物中心の生産から、さまざまな分野の顧客へ製品を提供する取り組みも進めてきました。現在は、全自動レーザー加工機システムを5年前に導入し、溶接工程には協働ロボットも導入することで、さらなる多品種小ロット生産にも対応できる体制を整えています。
参加者に感じて体験して欲しいこと!
一枚の金属板が、ファイバーレーザー加工機、タレットパンチプレス機、プレスブレーキ、溶接加工機などの設備での加工によって、さまざまな形状に変化していく全工程を見て、ものづくりを感じてほしいです。
「ものづくり」を引き継ぐために今取り組んでいること
ものづくりを継承する人材を確保するため、働きがいのある環境づくりにも努めています。顧客から要望された製品を、材料から完成まで一貫して手掛けているため、完成した時の喜びが大きいこと、スムーズに完成するもの、苦戦するものなどさまざまなストーリーがあります。その楽しさなどを伝えることで、若いメンバーが成長し、活躍できる体制づくりにも取り組んでいます。