産業用ロボットやパワーアシストスーツ、近未来のコックピットやリハビリ用の歩行器。さらには美術館の人の誘導装置、最新の（日本最軽量の）電動ママチャリなど。創業当時からの自転車やバイクのハンドルも製造しています。小泉製作所はパイプを中心とした金属部品の開発で、様々なお客様のニーズに応えています。長年培ってきた精密な加工技術である曲げ加工、プレス、溶接、研磨、表面処理などをワンストップで提供可能。お客様のモノづくりのお困り事を、高い技術と豊富な知識で解決している企画提案型の企業です。

「やってみる」の精神を大事にしています。できると思えばできる。まずはやってみる。他人（他社）ができないことに挑戦し、お客様や仲間と感動できる仕事をする。出来ることばかり続けるのも大事ですが、１度きりの人生いろんなモノを作ってたくさん感動していきたいと考えています。
技術と知識、つながりで“モノづくり”を楽しむ会社です。

自転車用ハンドルの製造からスタートし、川崎重工業の協力工場としてオートバイ部品の製造を続けてきました。ある日、パワーアシストスーツを作って欲しいと依頼がありました。かなり複雑で精密な仕事で最初は断っていたのですが、ある日「あっ！」と思い付いたんです。できない部分は全国に広げた人脈を使って製作してもらい、それを社内でアッセンブリしたら完成できる！って。それに気づいてからは1週間かからずに完成。その完成品を自分で背負ってみた時「こんなんもできるんや！」って泣けてきたんです。お客さんもかなり喜んでくれて本当にWin-Winな仕事になりました。それから会社全体で「やってみる」を推進しています。

製品開発などモノづくりの相談事が持ち込まれる。“どこもできないもの”が小泉製作所に回ってくるんです。超難題だらけですが私たちは「やってみる」の一択。できなくて困っているお客様がいたら助けてあげたいし、そこまでの難題が解決できたら、面白いじゃないですか？ それで誕生したのが、パワーアシストスーツや産業用ヘリコプター、歩行器、コックピットなど業界問わない様々な製品。お客様もベンチャー起業から大手企業まで多種多様。それぞれに担当社員がついて、直接お客様とお話しさせてもらいます。打ち合わせを終える頃には、お客様がその社員のファンになることも(笑)。お客様ができないことを“一緒に考え”実現します。

当社の事業はお客様あってこそ。お客様の新規事業を技術力でアシストすることが当社の仕事なので、お客様のしたいことをミスなく確実に、そしてスピーディーにどんどん形にしていくことが大切です。それを繰り返してお客様に喜んでいただければ、当社にとっても自信となり、次の仕事にもつながっていくと信じています。

小泉製作所はお客様と共にチャレンジをしています。「お客様の新規事業をアシスト」する会社なのですが、お客様と一緒に問題をクリアするチャレンジの過程に小泉製作所らしい「ものづくりマインド」の引き継ぎがあると考えています。大きな問題が起きても楽しく立ち向かっていけるマインドです。新規事業だけでなく、ファクトリズムでのオープンファクトリーや出張ワークショップで新たな魅せ方を研究し、そのプロセスの中でも考え方や技能など多くの継承を進めています。