53_角野晒染

所在地 大阪府堺市西区津久野町3-32-1
TEL 072-262-0425
ホームページ https://www.kadono-sarashi.jp

代表取締役社長 角野 孝二

工場見学・ワークショップ

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どんなものを作ってる会社?

手ぬぐいや浴衣のもとになる生地は木綿と呼ばれ元々は生成り色をしています、その木綿生地の不純物を取り除き、白く漂白し柔らかい風合いに仕上げるのが私たちの行っている「和晒(わざらし)」です。さらに弊社では、ロール捺染機やスクリーン捺染機により、染色やプリントまでを一貫生産で取り組んでいます。つくられる製品は、企業様のノベルティや、昔ながらのネマキ、さらに自社ブランドの製品なども展開しております。

         

ココに釘付け!

「和晒」は、とても手間のかかる精錬漂白の技術。木綿の良さを最大限に引き出すために、時間をかけて「釜」で炊き上げ、油分や綿カスなどの不純物を落としていきます。時間をかけるので無駄な圧力がかからず、繊維の断面は円形のままを保ちます。手間をかけた分ふわっと柔らかな肌触りで、通気性や吸水性の良いのが特徴です。弊社はこの和晒を創業以来90年以上守り続け、そして特に“柔らかな風合い”にこだわり続けています。その風合いの良さをいろんな人に知ってもらいたくて、和晒ガーゼパジャマ「panema(パネマ)」やアパレルブランド「MUSUBI」など、自社企画・製造商品も展開。

モノづくりの歴史・ターニングポイント

2021年3月に「絞り染め体験工房」をオープンしました。こちらは、弊社の和晒を使用し、雪花絞りなどの染めの手ぬぐいをつくることのできる体験スペース。この工房をつくったのは、堺の地場産業である手ぬぐいと、それに携わっている私たちのこともどんどんと発信したいという想いから。今後は様々な工芸染色も体験できるように幅を広げていきたいと計画中です。ファクトリズムでも、オープンファクトリーはもちろん、この工房で絞り染めのワークショップも予定しています。工房にはショップも併設していて、自社製品の衣類や手ぬぐいなども手に取ってもらえますので、ぜひお越しください。

これから見据える未来

現在、体験工房で行っている絞り染めの手ぬぐいを制作・販売をしているのですが、これを軸に新しいブランドやコラボ商品をつくっていけたらと企画しています。和晒の工程も合わせて、手間暇かけた堺の地場産業の手ぬぐいを色々な視線からもっと広めていきたいと思っております。

会社を一言で表すと?

「地域と共にある企業」です。
私たちは、堺の地場産業。常に「地域と一緒に有りたい」と思っています。体験工房も少しでも地域活性化につながればという想いもありオープンしました。私たちと同じような和晒をつくる会社は、現在この近辺で7軒のみ。最盛期は30軒くらいあったと言われているので、ずいぶんと減ってしまいました。この7軒で日本の和晒の9割をつくっています、この貴重な和晒の技術を次世代にも繋げていくため、今後も地域とつながりながらチャレンジを続けていきます。

つくり手の想い・伝えたいこと

「和晒の風合いの良さを知ってもらいたい」和晒をブランディングした商品については、そういう想いで一つ一つの風合いを気にしながらつくっています。ふんわり柔らかい和晒の風合いを、ぜひファクトリズムで体感してほしいです。絞り染めのワークショップは、大人が付き添えば、5歳くらいのお子さんからでも体験が可能ですので、ぜひ皆さんでいらしてください。