44_和泉利器製作所

所在地 大阪府堺市堺区九間町東1-1-5
TEL 072-238-0888
ホームページ https://brand.sakai-tohji.co.jp

代表取締役 信田 尚男

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どんなものを作ってる会社?

私たち和泉利器製作所は『堺刀司』の名で、料理を愛し、料理を楽しむための道具を提供しています。和庖丁をはじめとした様々な料理庖丁、鍋、料理ハサミ、そしてお客様からの要望から開発した爪切りも。それらすべてに、創業以来培ってきたこだわりが詰まっています。この道45年以上の匠をはじめ、熟練されたスタッフたちの技もご覧いただけます。ファクトリズムでは、柄をたたくコンコンという音、白い煙と木の焦げる匂いなど(柄付け作業)、五感でモノづくりを体感してください。

         

ココに釘付け!

今年で創業218年。プロの料理人の方々と密なお付き合いをさせていただき、その要望に応えてきた実績があります。使い手様の要望に対し、例えば厨房の大きさによって、最適なものをご提案する。業態によって、庖丁の種類や、柄の素材も提案する。こういった、知識と実績を活かした提案やサポート体制が、当社ならではの特徴です。また、当社には膨大な量と種類の柄や刃といった半製品がストックされており、あらゆるニーズの包丁に対応することが可能。使う人に合った庖丁を具現化することができます。著名な料理人からのご指名も多く、アフターケアなどのサポートも「庖丁のことなら堺刀司に頼めば大丈夫」という厚い信頼をいただいています。

モノづくりの歴史・ターニングポイント

創業1805年。気が遠くなるような長い年月を、ただただ粛々と、庖丁と共に歩んできました。その中で、お客様からの相談を親身になって受け続けてきたことが、今の信頼につながっていると感じています。その相談の中には、他社の庖丁についての相談などもあります。それ和庖丁、洋庖丁関係なくフラットな視点でお答えしていることも、私たちを頼っていただいている理由の一つ。その結果、有名なプロの料理人の方々が、当社のブランド『堺刀司』の庖丁を愛用していただいています。そういったお客様が、また他のお客様をご紹介していただく。その紹介も同じように親身になって対応していったことで、何十年、何百年と、継続しているのです。

これから見据える未来

これからも粛々と庖丁と歩んでいくことに変わりはありませんが、若手が中心となって進めていますので、チャレンジと言ってもいいかもしれません。
堺の庖丁がインバウンドやメディアなどで有名となり、遠方からもお客様が来店されるようになりました。また、ファクトリズムでは、様々な企業とのつながりも、つくっていきたいと考えています。現在も料理の庖丁だけでなく、工業用のゴムを切るハサミや細工などに使う印刀なども提供しています。企業同士、得意を組み合わせ、両社のプラスになるようなことにチャレンジしていきたいです。

会社を一言で表すと?

“使う人が見えている会社”。それが堺刀司です。直接ご依頼を受けるプロの料理人の方々、調理師学校、そして一般のお客様が購入できる百貨店も当社のスタッフが対応しています。ですから、例えば一般のお客様が庖丁を購入したいということでしたら、まずお客様のニーズをお伺いし、では「この庖丁が最適です」とご提案できる。つまり、お客様と直接つながりがあるからこそ、良い商品を提案でき、サポート体制もしっかり活用できる。また、お客様からいただいた声も、鍛冶や研ぎの現場に伝え、さらに良いものにつなげることができています。

つくり手の想い・伝えたいこと

庖丁は、使ってもらってなんぼ。飾りではないので、普段から使っていただきたい。私たちが調理師学校などで、授業をするときによくお話しすることですが、「食」という字は「人を良くする」と書きます。そして、「美味しい」という言葉は、「美」と「味」の二つがあって成り立っていること。これを成り立たせるためには、美しい盛り付けができる庖丁が大事になってくる。すると、切れる庖丁を維持しなくてはならなくなる。そういったことを常に考えながら使ってほしい。そのために私たちは、長く切れる庖丁を提供し、使う側もそれを維持できるようしていただきたいです。もちろん、研ぎ方などわからないことは気軽に聞いてください。

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コラボレーションパートナー

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