どんなものを作っていますか?
私たちは「堺刀司」の名で、料理を愛し楽しむための調理道具を製造しています。和庖丁をはじめとしたさまざまな庖丁、鍋、料理ハサミ、そして顧客の要望から開発した爪切りも作っています。これらすべてに、創業以来培ってきたこだわりが詰まっています。この道45年以上の匠をはじめ、熟練されたスタッフたちの技もご覧いただけます。
会社を一言で表すと
「顧客と直接つながる会社」です。プロの料理人や調理師学校、そして百貨店で購入する一般の顧客と直接やり取りしているため、顧客のニーズに合わせた最適な商品を提案し、サポート体制もしっかりと活用できます。また、顧客からいただいた声は、鍛冶や研ぎの現場に伝えられ、さらにより良い製品づくりにつなげることができています。
モノづくりの歴史・ターニングポイント
創業から長い年月を、粛々と庖丁と共に歩んできました。顧客からの相談を親身になって受け続けてきたことが、今の信頼につながっていると感じています。他社の庖丁に関する相談にも、ブランドや和・洋庖丁に関係なく公平な視点で答えていることも、信頼されている理由の一つです。その結果、有名なプロの料理人が「堺刀司」の庖丁を愛用し、また他の顧客を紹介してくれることで、何十年、何百年とリピーターを生みながら事業を継続しています。
参加者に感じて体験して欲しいこと!
FactorISMでは、柄をたたく音、白い煙と木の焦げる匂いなど(柄付け作業)、五感でものづくりを体感してほしいです。
「ものづくり」を引き継ぐために今取り組んでいること
3年前から、身近に感じていただくためにホームページを開設しました。また、本社の隣には10年前から庖丁資料館を設立しており、堺刀司を身近に感じていただける環境作りを進めています。