サステナブルな鉄製フライパンと共に
「デザイン」も「機能」も妥協なく

藤田金属

所在地 大阪府八尾市西弓削3-8
TEL 072-949-3221
ホームページ http://www.fujita-kinzoku.jp

代表取締役社長 藤田 盛一郎

記者からのおすすめポイント

ふっくらと旨味たっぷりに焼き上がる食材は、鉄製のフライパンならではの魅力。しかも、鉄なのに軽量で、油ならしの必要がない。そんな理想以上の鉄製フライパンをつくるのが藤田金属さん。自社ブランドや「魅せる」ことにも力を入れ、大阪の街工場では“オープンファクトリーの先駆者的な存在”です。このファクトリズムでも、自社の魅力を十二分にアピールしてくれるはず。ぜひ、魅せる町工場とこだわりの製品にハマってください。

どんなものを作ってる会社?

皆さんの暮らしに欠かせないフライパンを中心に、鍋やヤカンなどのキッチン用品、アウトドア用品、インテリア雑貨といった金属製品を企画・開発から製造・販売まで行っています。これらを職人が一点一点手作業で仕上げ、表面加工や細かな穴開け、持ち手の取り付けや検品・梱包まで自分たちで仕上げているのも特徴ですね。メイン製品の鉄製フライパンは、企業や個人のYouTuber、インスタグラマーなどからオリジナル商品のオーダーを受けることも多いんですよ。そういったオーダー品や既製品、さらに自社ブランドにも力を入れています。

ここがスゴイ!①

一番の強みは、自社で「金型」から作成できるというところ。金型というのは、製品の元になる形。その金型をつくることができるということは、いろんなバリエーションに対応できるということ。例えばフライパンの直径から深型・浅型など、お客様のほしい形をつくることができるんです。
さらに加工技術の強みは、大きく2つ。一つは、当社の鉄製フライパンの特徴でもある軽量化に欠かせない「へら絞り加工」。そして本体を700℃で焼き入れし、油をなじませることで、初めから錆びにくく、こびり付きにくくなる「ハードテンパー加工」。特にハードテンパー加工は、職人の手間もかかり、他社ではあまりやっていないんです。でも、この方がより多くのお客様が簡単に美味しい料理をつくることができる。それなら、手間暇かける価値があるでしょ?

ここがスゴイ!②

調理器具のイメージが強い当社ですが、「それにこだわらない自社製品も」と開発したのが、アウトドアやインドア、様々なシーンで使えるテーブルランプ『イチ』単3電池4本のみで使えることが一番のポイントです。バッテリー寿命に左右されることもなく、災害時や海外でも使えます。傘の部分は当社で金型から制作し、へら絞り加工の技術も活かしているんです。3つのパーツに分解できるので、収納や持ち運びもコンパクト。使い方の幅が広く、ミニマルな生活にフィットすることが人気につながっています。

自慢したいプロダクトや技術

藤田金属の名前を国内外に広めたのが、デザイン事務所TENTさんと一緒につくったフライパン『ジュウ』発売以来、たくさん方々にご愛用していただき、2021年には、世界3大デザイン賞に数えられる「レッド・ドット・デザイン賞」と「iFデザイン賞」をダブル受賞することができました。持ち手はスライド式で取り外すことができ、そのままお皿としても使える鉄製フライパンです。あーでもない、こーでもないと試行錯誤を繰り返し、この持ち手に関しては開発に1年半もかかりました。そんなこだわりと私たちの技術が詰まったこの製品は、いつもの調理だけでなく、アウトドアでも美味しく調理ができる自慢の製品です。

モノづくりの歴史・ターニングポイント

創業は1951年。アルミ製の食器や調理器具の製造を手掛けてきましたが、2016年に、初の自社ブランドとして、フライパンの素材からサイズ、表面加工、持ち手、カラーなど1000通り以上の組み合わせが可能な『フライパン物語』を発売。有名企業さんをはじめ、たくさんのお客様からご注文をいただきました。しかし、これはあくまでも売り方の提案。次の段階って何だろう?と考えた時、海外の展示会で感じたのが、「もっと自分たちの商品に自信を持つべきだ」ということ。そのために必要だったのが“デザイン”でした。そして、そのデザインの部分を埋めてくれたのがデザイン事務所TENTさんであり、誕生したのがフライパン『ジュウ』。この商品で藤田金属の認知度が上がり、結果的にキッチン用品以外の分野にも製品をリリースすることができました。

これからチャレンジしたいこと

これまでリリースしてきた自社製品は、企業や個人とのコラボ商品が多かったんです。ですから、2022年は自社独自の商品をもう一度見直す年に。この夏から新たなフライパンを複数リリースします。これまでの商品と同じく、「デザイン性」「機能性」の両方を兼ね備え、かつ価格のバランスが取れた製品たちです。キャンプでも家庭でも使えるものや、料理研究家の方に監修いただいたものなど、様々なニーズに対応できるよう展開していきますので、楽しみにしていてください。

会社を一言で表すと?

鉄のフライパンって、何十年も長持ちするんですよ。今年うちで買ってもらったフライパンも、30年後にまだ使っている可能性もある。今注目されているサステナブルな製品なんです。しかも、私たちがつくる手づくりのフライパンは、使えば使うほど味が出る。“育てる”という言い方をするんですが、だからこそ私たちも成長し、継続していかないといけないと思っています。鉄製フライパンと共に歩み、長く継続していく。「サステナブル」が軸となった会社と言ってもいいかもしれませんね。

つくり手の想い・伝えたいこと

実際にフライパンを使ってくれた人が料理を食べて、「美味しいな」って笑顔になってくれる。そんな風景を思い浮かべながらモノづくりの現場に立っています。そういったモノづくりへの想いや、職人の技を見られるのが、2021年にスタートしたオープンファクトリー&ショップ『フライパンビレッジ』。工場に併設したショップは、「工場っぽくない」をテーマにレトロな工場の良さも残しながら、オシャレな空間に。製造現場を見渡すこともでき、実際にフライパンなどの製品を手に取り、購入することもできます。ファクトリズムでは、こちらでワークショップも計画しているので、ぜひお立ち寄りください。

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