どんなものを作っていますか?
自動車や家電など、皆様の身近にあるものを構成するプラスチック部品を美しい外観、高い部品精度をもって手掛けています。
弊社の強みは、複数の原料を一度に一つの製品として成形し、アッセンブリの工程をカットする「多色一体成形」、成形の時点で塗装後のような色艶を可能とし、塗装工程をカットした「無塗装成形」などの特徴的な技術です。製品の見た目の美しさにこだわりつつも、工数削減やコストカットを実現し、環境に配慮したものづくりを徹底しています。
最近では、自社商品としてまな板になるお皿「CHOPLATE」を開発し、好評を博しています。是非、これらの製品と技術をその目でお確かめください。
会社を一言で表すと
「挑戦」という言葉で河辺商会を表したいと思います。
今までは大手企業の製品を支える仕事をしていたのですが、その経験に紐づいた技術力を活かし、自社商品の開発という初の試みに挑戦しました。職人の粋を結集して完成させた「CHOPLATE」を是非お手に取ってみてください。
さらに、積極的にオープンファクトリーを実施したり、SNSを活用して情報発信を行ったり、河辺商会を知っていただくことに「挑戦」中です。これからも挑戦し続ける河辺商会をよろしくお願いいたします。
モノづくりの歴史・ターニングポイント
当初、河辺商会は一社のみの仕事を受けていたのですが、業界全体の業績の悪化から「このままではいけない」と、より多くの企業からお仕事をいただけるよう奔走しました。
その結果、様々なジャンルの企業から発注いただけるようになり、おのずと経験を積み重ねることができました。視野が広がり、それらの経験&技術力があったこらこそ自社商品「CHOPLATE」を完成させることができたのだと考えています。
より一層、自社の「魅力」「技術」を発信し、ゆくゆくは河辺商会をブランド化できるよう鋭意努力中です。
「ものをつくる」ことの楽しみは
河辺商会では製品の一部となるパーツを成形しています。他社の部品とアッセンブリされ一つの製品となったものをみて「ここに自分たちの作ったものが使われているんだ」と、自社の部品を見つけたときは嬉しくなります。もちろん、成形を行っている際にも、成形難易度が高いものを機械、金型のセッティングからの事前段取りを含め、成型の条件を考えながら自分の手で美しい製品を成形できた時は、とてもやりがいを感じます。
目で見て、手で触れて、においを嗅いで、音を聴く。カラダで感じながら、モノができあがっていくのをワクワクしながら楽しめるのがものづくりの最大の醍醐味です。
作り手の想い -大切にしている考えや価値観-
「ものづくりで社会に貢献する」という気持ちを大事にしています。社会にとって良いもの、自分にとって良いもの、環境にとって良いもの・・・と、良いものはたくさんあります。
弊社では「お客様にとって良いもの」を一番に考えます。「お客様が望むもの=お客様にとって良いもの」ではないという前提の下で、「本当にお客様のためになるのは何か」という疑問に真摯に向きあい、答えを探します。そうやって導き出された「解」こそが、本当にお客様の課題解決につながる「良いもの」なのだと考えます。
そのような姿勢で一件ずつ向き合うことが、ものづくりで社会に貢献することに繋がるのだと考えています。
「ものづくり」を引き継ぐために今取り組んでいること
FactorISMイベントや工場見学を積極的に行うことで河辺商会を知っていただき、工場での仕事を理解していただけるように取り組んでいます。その他、作業の自動化に取り組み1人当たりの負担を減らすことで、「工場勤務=きつい」といったイメージを払拭できるよう改善を行っています。
また、事務所のリフォームや「5S3定」といった工場が美しく見えるような取り組みも積極的に行い、働きたいと思っていただけるような職場作りにも力を入れてます。