どんなものを作っていますか?
長年培ってきた摺動機構(昇降、スライド、角度調整、角度調整バランス)を活用し、眼科用の電動テーブルやナースカートなどの医療用各種昇降台、リハビリ機器、介護用電動昇降座いす「独立宣言」シリーズを製造しています。顧客の要望に対し、設計・開発から試作・試験を経て、量産化(部品加工、完成品組立、納品)まで一貫したプロセスで対応します。
会社を一言で表すと
「社員満足を第一に考えた会社」です。手作り昼食が楽しめる社員食堂があり、社長との年2回の直接面談など、風通しの良い職場環境が魅力です。有給休暇の他に7日間の特別付与休暇制度があり、計画的に休みが取れるため、仕事とプライベートの両立が可能です。趣味を通じた社員同士の交流も盛んで、明るく温かな雰囲気の中で働ける会社です。
モノづくりの歴史・ターニングポイント
1947年にカメラの修理業として創業しました。1963年の会社設立時に製図台の製造を受託したことで、摺動機構のノウハウを自社開発にて構築しました。堅牢でがたつきのない機構が認められ、1973年から眼科の昇降架台の生産を開始。1983年にOA機器の開発・生産を始め、1993年には「独立宣言」初号機を発売しました。2003年からは自社製品の「独立宣言」シリーズの介護保険レンタルが開始され、日本全国の要介護者に普及していきました。
参加者に感じて体験して欲しいこと!
「五感で楽しむ!ものづくりのエンターテインメントパーク」と題して、ものづくりが面白いと思ってもらえるような体験を計画しています。工場見学では、各部署の日常の様子を切り取りながら、一貫生産の流れを見て、触れて、感じていただきます。設計、加工、組み立て、検査と、すべての工程を自社で担うものづくりの現場を間近で体感することで、「コムラらしいものづくりの形」を感じていただける企画です。
「ものづくり」を引き継ぐために今取り組んでいること
社員の働きやすさを最優先に、設備更新や社内のリニューアル、5S活動による環境整備を進めています。新たな評価制度の導入により、働きがいと人材育成にも注力。FactorISMへの参加は、ものづくり文化の継承に向けた重要な機会と捉えており、社員が楽しみ、顧客との交流から得られる刺激を次のイノベーションへとつなげていきます。