どんなものを作っていますか?
業種を問わない新製品の試作品を作っています。
この試作品は一般の方が目にすることがない極秘プロジェクト。メーカーの開発部門で設計された製品を、いちばんはじめにカタチにするのが試作品の役割です。そのため作ったものをお見せできなくて残念なため、見た目にわかりやすいサンプル品を展示用に作っているものを公開しています。
会社を一言で表すと
常にアップデートする超進化系のオシャレな場所。
2022年3月に四條畷市に移転した、働きやすい環境を実現した工場らしくない工場。何でもチャレンジすることで失敗もありますが得るものの方が大きいと考えるため、新しいことが進められます。
新社屋は無機質なオフィスをやめて、木のぬくもりを感じる空間にしました。コミュニケーションが活発になるような仕掛けを社内にちりばめて、新しいアイデアが生み出しやすい環境にして、働く人も制服からオフィスカジュアルにしました。
モノづくりの歴史・ターニングポイント
1996年に守口市で創業した開発試作を専門にした試作品を製作している会社です。創業当時は工場レスでスタートして、製品の修正のために導入した彫刻機が1台だけでした。
ひとりで営業して、仕事を受けて加工手配、時には修正をしていくため徹夜も当たり前の時代が数年続いていました。その後、工作機械の導入で社内製造に切り替えはじめたのが創業から2年が過ぎた頃でした。社員の採用もはじめて、今では47名になり工作機械は全拠点で25台体制。
2022年に本社を大阪府四條畷市に移転して、働く環境をアップデートしました。
「ものをつくる」ことの楽しみは
加工する方法はひと通りではないため、短い納期の中で最善を考えてトライしています。それが狙い通りに加工できた時は自分を褒めたくなります。加工者にしかわからないこだわりを他の人に認められるのは、何よりもうれしい。それを聞いてくれる人には、熱く語りがちな製造スタッフは普段は流ちょうに話すわけではありません。
また、新製品の試作品を作っているため、実際に発売された時には加工者はもちろん、営業担当者や事務員、検査員すべての人が「自分たちが作った」といううれしさがあります。
作り手の想い -大切にしている考えや価値観-
エムズコーポレーションの社名は3つのMが原点です。
お客様との出会い(Meet)を大切に、ご満足いただける製品を供給し、当社の価値(Merit)を感じて実感していただき、末永く取引していただける無くてはならない存在(Must)であり続けることが社員全員のポリシーです。
「ものづくり」を引き継ぐために今取り組んでいること
新しい世代の人にバトンをつなぐために働きやすい、出社したくなる工場らしくない工場を作りました。働く環境だけではなく、考え方も常にアップデートして若い人の意見を取り入れられるのは、以前から何でもチャレンジしてきたからこそ。
こんな会社があることを知ってもらうため、オープンファクトリーや会社見学会、職業体験の受け入れなど積極的に取り組んでいます。