どんなものを作っていますか?
私たちが手掛けているのは、皆さんが日頃使う椅子や机などのオフィス什器です。パイプ加工を長年得意とし、難易度の高い加工も可能にする技術力と品質管理を誇っています。顧客には、イトーキ、オカムラ、プラスなどの大手メーカーが名を連ねているため、皆さんの職場や学校でも当社の製品が使われているかもしれません。最近では、自社製品の開発にも力を入れ、単なる加工屋ではない会社を目指しています。
会社を一言で表すと
「Craft workers」です。当社は大手企業からの依頼が多く、試作品から製造することもあるため、新しい加工方法を試行錯誤できます。難しいと言われるものでも、職人たちが丁寧に仕上げてきますが、それはこれまでに培ってきた経験値によるものです。たくさん失敗し、たくさん考えたことが、職人一人ひとりの技術の引き出しになっています。単なる大量生産ではなく、手工芸的な仕事で私たちにしかできない仕事をしています。
モノづくりの歴史・ターニングポイント
当社の創業は1949年、オートバイの部品製造から始まりました。その後、老舗家具メーカーの仕事を引き受けるようになり、家具製造の土台を築きました。その中には、300万台売れた伝説の椅子のプレスや溶接も含まれています。当時からパイプ曲げ、溶接、プレスの3本柱で製造を行っていましたが、バブルが崩壊する頃にレーザー加工機を導入し、さらに幅を広げました。
参加者に感じて体験して欲しいこと!
色々な形状、厚み、サイズの鉄の材料をプレス機、レーザー加工機、ブレーキ曲げ機、ベンダー加工機、溶接機で職人さんの手によって加工し、製品となっていく工程に『ものづくり』の魅力があります。250tプレス機の迫力ある音と振動をカラダで感じ、溶接加工では、溶接トーチを手にして光や匂いなどを実際に体験し、金属加工のものづくりの楽しさを体感して欲しいです。
「ものづくり」を引き継ぐために今取り組んでいること
働きやすい職場づくりに社内の環境改善に努めています。今年の異常な暑さに少しでも作業者が働きやすいように水冷式ベスト、空調ベストなど購入しました。ベテランの職人さんの技術力を若い世代に継承し、個々のスキルアップに努め、資格取得にも力を入れています。