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世界に誇る技術を!
日本とベトナム、モノづくりの架け橋。
株式会社タカヨシジャパン

開催場所
〒578-0903
大阪府東大阪市今米2 丁目3-18
TEL
072-970-6350
FAX
072-970-6351
ホームページ
http://takayoshi-japan.co.jp/
3+

代表取締役髙島 小百合

会社の歴史や
事業内容

2012年ベトナム・ホーチミン近郊に設立した現地法人TAKAYOSHI VIETNAM CO.,LTDからの調達を中心に、鋳物や溶接製品の手配、加工を行っています。 スタッフは全てベトナム人。親会社の高由金属がベトナム人を雇ったことがきっかけに、様々なご縁でベトナム従業員を受け入れ、確かな技術で日本のモノづくりに貢献しています。

強み ・ 特長
(商品や技術力)

ベトナムは今、日本の高度成長期のごとく、モノづくりの熱気に包まれています。日本では難しくなった鋳物などの手間のかかる作業や、小ロットで短納期の製品もベトナムでは対応でき、品質コスト両方でメリットを感じていただけます。 また、最新鋭の機械での作業が必要な場合には親会社と連携を図れるのも強みです。

今後のビジョン
構想

ベトナム工場では約20名のスタッフが働いており、彼らは皆、一生懸命でとても意欲的。日本では作業者の高齢化問題による加工技術の担い手を、彼らが受け継いでくれているんです。 日本には世界に誇る技術がまだまだたくさんあります。作り手がおらず、諦めてしまった日本のモノづくりを、ベトナムの力を借りて支えていきたいですね。 

跡継ぎの立場として代表になるまでに感じた会社の課題や
代表に就任し取り組んだことは?

父から会社を継げと言われたことは一度もなく、自分から働かせてくれと直談判しました。最初の頃はベトナムの文化や慣習の違いに思っていた以上に戸惑いましたが、チームをまとめ上げていく作業は好きですし前職でも経験済み。私、劇団四季の運営部門で働いていたんですよ(笑)。ベトナム人の従業員は皆ピュアで一生懸命なので、それぞれの頑張りや得意に最大限に応えられるような、働きやすい組織づくりを目指しています。

先代や先々代の社長様とのエピソードや記憶に残っている
出来事を教えてください。

まず、先代である父の知識量に驚かされます。マニュアルにはない現場の知識です。上場企業の技術者の方も父に助言を求めに来たりして、改めて父の偉大さを感じますね。そんな父を経営面から支える母も、私にとって特別な存在。会社の資金繰りから家庭のことまで卒なくこなす母も尊敬しています。私自身、家族が大好きなので、ベトナム人の家族を大切にする国民性がしっくりくるのかも。従業員も家族のように思っています。

今回、オープンファクトリーfactorIsmに参加しようと思った
理由・背景について教えてください。

「モノづくりっておもしろい!」。知れば知るほどそう思います。どんな商品も必ずどこかで誰かが作っているのに、その現場って日常生活から遠いですよね。モノづくりの現場を生で感じていただくことで、その面白さが伝えられれば、と思っています。

オープンファクトリーイベントのプログラム構想・内容、
来場者に特に伝えたいことを教えてください。

工場での作業を見ていただく以外にも、実際のモノづくりを体験いただけるようなプログラムを計画しています。弊社ならではの体験として、このイベントのために特注した製品の販売も検討中です。外国人スタッフに最初は少し緊張するかもしれませんが、祖国を離れて頑張る彼らの姿を、ぜひ見ていただきたいです。

オープンファクトリーイベント開催を通して、
貴社の中で期待したいことなどをお聞かせください。

モノづくりってプラモデル作りの延長線上にあるような、楽しくてワクワクする世界だと思うので、モノづくり現場を間近で体感いただき、少しでも興味を持ってもらえたら嬉しいです。また、ベトナム人との交流を通して、ベトナムをより身近に感じていただきたいです。

来場者への
メッセージ

八尾市は元々ベトナムのボートピープルの方の住む集合住宅があった場所でもあります。縁あって様々なベトナム人従業員と出会い、一緒に日本のモノづくりを支えてきました。私たちの作る製品は、普段の生活で目にするものではありませんが、知れば世の中になくてはならないと実感できるものばかりです。日本とベトナムという二つの国の架け橋として、モノづくりを支える企業として、ぜひその魅力を感じてみてください。