共栄化学工業株式会社(ボランティアレポート)
12月11日
『共栄化学工業』
体育会系、アクリルからなんでも扱い会社?
そんな感想を持ったのが共栄化学工業さんでした。
まず一番最初に、稲垣社長が紹介してくれたものが「アクリル運動部」なる“ファンサービスの企画提案・実行会社の表札でした。
???です。
元々、J1のガンバ大阪のユースのコーチをされていた稲垣社長が三代目として会社を継いだ後に、『サッカーに携わりたい』という思いから始まったアクリル運動部、今ではサッカーというよりも他のスポーツイベントに広く関わっているとのことで、アクリルを用いたイベントグッズをはじめ、tーシャツ作りなど
その取り扱いはアクリルにとどまらない、ということでした。
稲垣社長の熱い思いに、まだまだ興味関心あるものの、
「共栄化学工業」の心臓部ともいうべきアクリル製品生産現場をご案内頂かないわけにはいきません。
ここで、バトンタッチ。登場頂いたのが現場の総監督ともいうべき伴(ばん)工場長です!
この伴さん、とにかくやる気・情熱に溢れていて共栄化学工業の松岡修造さん、といいたいくらいでした(笑)
伴さんにはアクリル板の裁断から、研磨、水ヒーターを使った板の曲げ作業に、医療現場を思わせる「注射器を使った」接着工程を案内頂きました。
特に研磨を施されたアクリルの透明感には改めて、その美しさを知らされました。
そして、レーザー加工機では、たちまち「オリジナル・ネームプレート」を製作して頂き、その精密な加工には驚かされました。
大型で高額の加工機の導入もされており、利益をあげる生産体制づくりが図られているな〜、といった印象でした。
そして、この共栄化学工業では伴工場長を筆頭にスタッフの皆さんが「自分の仕事に能動的に取り組んでいる」といった印象を受け、
そのことを伴工場長に尋ねたところ、その理由はすぐに分かりました。
アスリートの世界を経験された稲垣社長が大切にしている考えが「年功序列」ではなく「実力主義」。
これを実践されており、その考えが現場まで浸透しているからこそでした。
実際に伴工場長もその評価=待遇向上を経験されたとのこと。 だからこその溌剌具合だったんですね!
納得です!
そんな、稲垣社長と伴工場長の信頼関係。“チームワーク“が撮影した写真から伝われば幸いです!
どうもありがとうございました。
ライター:比良充宏
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