56_ヤナギモト

所在地 大阪府高石市高砂3-17
TEL 072-268-0035
ホームページ https://yanagimoto.jp

代表取締役 柳本 喜満

工場見学・ワークショップ

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どんなものを作ってる会社?

私たちがつくっているのは、皆さんが生活するためのインフラに直結したもの。上下水道などのポンプに使われる「インペラ(羽根車)」をつくっています。これが回って水を動かしており、インペラでポンプの性能が左右される、いわばポンプの心臓となります。納入しているのは大手ポンプメーカー。国内の上下水道だけでなく、最近では、中東アジア圏などの海水を淡水に変える特殊なポンプにも使われています。つまり、国内外で、人の生活に必要不可欠なモノづくりを行っているということです。

         

ココに釘付け!

私たちがつくるインペラは、外側のフレームのような役割をする型(主型)と、複雑な中身の形状をつくるための「中子(なかご)」と呼ばれるものを合わせてつくっています。この中子がポイント。当社の中子製作では複雑な中身の構造を実現することができ、ヤナギモトにしかできない一品一様のモノづくりを行っています。そして、「薄さ2.4㎜」という極薄の中子製作を実現。ニッチな技術ですが、“国内No.1”の技術だと自負しています。
そして、1700℃で溶かした金属を砂型に流す鋳込みの光景は、昨年のオープンファクトリーでもたくさんの方に感動していただけました。是非、今年も御覧いただければと思います。

モノづくりの歴史・ターニングポイント

今から66年前に堺市で創業し、当時は銅合金の鋳造を行っていました。その後、時流に合わせてステンレス鋳造をスタート。2005年には現在の高石市に工場を移転し、国内に3つの工場と2事業所を展開しています。2020年に私が社長に就任し、地道な挑戦を続けています。将来的には、海外への展開も模索中。まだまだ挑戦は続きます。

これから見据える未来

社員が十分な時間と収入を安定して得ることができ、豊かな人生を送ることができる企業にすること
決して仕事=楽しみではなく、それぞれに楽しみを覚えてもらえるような企業でありたいと願います。

社会的に重要な設備への供給責任を果たす企業であり続けること
ポンプは人の営みに欠かせない水を運ぶ設備です。そのポンプの重要なインペラを製造する企業として、社会的な義務を果たしていきたいと考えています。

自由な発想からものづくりで面白いことを成し遂げる企業であること
常に畏まった仕事だけでなく、自由な発想でモノづくりの未来を見据えたいと思います。3Kと言われる職場だからこそ仕事に彩りを与えたいと考えます。

会社を一言で表すと?

“地道に挑戦”している会社です。私は、先代、先々代から、「モノづくりをやる人間は地道にいかなあかん」というのを常々伝えられてきました。ですから、地道に鋳物に取り組みながらも、新しい挑戦をしようと。若い人材が「この仕事カッコイイな」「ものづくり面白いな」と思って入社してくれるようにと、鋳造の持つ古いイメージを脱却し、今までにない鋳造のイメージを築けるよう新たなものづくりには積極的に取り組んでいます。
今年の5月には、ファッションデザイナーさんとの協創で制作した鋳物のボタンやブローチが、ファッションショーでモデルさん達とステージを彩りました。

つくり手の想い・伝えたいこと

「供給責任を果たす」。これがインフラにかかわるメーカーとして、順守するものだと考えています。そして、「高品質」。メイド・イン・ジャパンのブランドに恥じないよう、高品質な製品をつくり、海外でも「さすが日本製だ」と言ってもらえるようなモノづくりを目指していきます。ファクトリズムでご覧いただく製造工程も、そういった高品質を目指していますので、ぜひ足を運んでみてください。

協賛パートナー

コラボレーションパートナー

メディアパートナー

クリエイティブ監修

共催

後援

協力