どんなものを作ってる会社?
理化工業塗装部では主にネジの頭部に色を塗る焼付塗装の仕事をしております。M1.4mm微細なマイクロネジからM20mmのボルトの頭部への塗装を行っております。その他、小物の金属製品(金具やダイカスト製品)の塗装一般のお客様からのご依頼品(車やバイクの部品など)も塗装を行っております。
ココに釘付け!
ネジやボルトといった締結部品では毎日150万本以上を塗装しております。普段生活の中であまり目にする事のない塗装したネジやボルトですが、一度見て触れて頂ければ皆様の身近な至る所で目にする事が出来ます。乗り物や建物、生活品など・・・
あらゆる所で重要な役割を担ってくれております。目立たないが正に「縁の下の力持ち」といった所でしょうか。その他、光る塗料や見る角度で色合いが変わる偏光塗料などを用いて、製品に眠る新しい表情を引き出す事が出来ます。
モノづくりの歴史・ターニングポイント
1969年に理化工業社として個人創業し、主に輸出ネジの焼入れを中心に行い1977年に法人化、ネジメーカー様とのお取引の中で相手部材と色を合わせていく塗装のお話しを頂き、塗装事業をスタートしました。長年培った塗装の技術を生かすべく2022年に水圧転写システムを導入し、本格的な事業化を目指してサンプルや試作作りを行っております。
これから見据える未来
昨年導入した水圧転写システムを使った自社オリジナルの技術や商品開発、今まで踏み入れる事が出来なかったBtoC事業「工業用部品から生活用品や趣味嗜好品」への参入、リサイクル・リメイク塗装(SDGS)、ワ-クショップの開催(仮名 工房たまる場)などを目標に掲げております。
会社を一言で表すと?
会社を一言で表すと「命を吹き込む会社」です。
理化工業で塗装されたネジや金具は、新しい命を宿し日本中のみならず、世界中で活躍していきます。
又、思い入れの品を蘇らせるリメイク塗装、廃材を使ったリサイクル塗装、商品に新たな付加価値を生み出す水圧転写技術の開発など、55周年を迎える今でも努力を惜しまない社風です。
つくり手の想い・伝えたいこと
私たちが塗装させて頂いた製品が最終ユーザーさんでは「理化工業が塗装を行った」という事は誰も知りません。ですが、私たちが行っている仕事は美観や彩りを与える大切な役割を担ってます。工場見学やワークショップでたくさんの人たちに我々の仕事を知って頂ければと思います。