どんなものを作ってる会社?
工業部品では医療機器のボタンに文字や記号の印刷、自転車や自動車パーツに企業のロゴマークを印刷しております。歯ブラシやヘアブラシなどの衛生商品に企業名を印刷したり、生活雑貨品にキャラクターを印刷しています。皆様のくらしの中で目にするような商品も印刷しております。商品により形が違いますのでそれに適した印刷方法を提供しております。またレーザーマーキングという新しい印刷技術を取り入れおります。インキを使用しないので環境にも優しく、商品に直接レーザー光を当てる事により化学反応を起こして消えない印刷が可能となります。
ココに釘付け!
印刷を行う上で必要な、製版・治具作製・レーザープログラム作製を社内で行っております。レーザーマーキング機は加工内容が異なる4種類8台を展開し、パット印刷機やシルク印刷機は大小合わせて各15台配備しております。印刷機のカスタマイズやレーザーマーキング機の周辺設備も社内で独自に作っております。見た目は手作り感が溢れておりますがスタッフの要望に応えた改造ですので世界にただ一つの機械が社内にゴロゴロしております。商品の特色に合わせたカスタマイズをする事でより良い商品作りに徹しています。よく観察してもらうと1台1台が少しずつ違う仕様になっているのが特徴ですのでその僅かな違いを見てもらいたいです。
モノづくりの歴史・ターニングポイント
シルクスクリーン印刷とパット印刷で創業をしました。大手家電メーカー様のDVD機器やスマートフォン、自転車部品などへの印刷をしてまいりました。2008年からレーザーマーキング機を導入しインキを使用せずに材質を変色させての印刷が可能になりました。それぞれの加工方法にメリットとデメリットが存在しておりますが、お客様の要望により多く応える事ができるようになり加工方法の選択肢を多く提供できるようになりました。従来の加工方法か環境に優しい加工方法かをお客様と共に検討できるようになりました。
これから見据える未来
今まではいかに安く作るかを意識して価格競争をしてきたり、大量生産のみに視点を向けてきました。これからはいかに付加価値を付けて商品をお客様に選んでいただくかに方向を持っていきたいと思っております。その付加価値とは何か。商品力もそうですがスタッフこそが私たちの会社の強力な価値だと考えています。こだわりの強い集団だからこそ難しい加工にあえて飛び込み付加価値のある商品作りをお客様と共にしていきたいと考えています。小ロットであっても価値ある商品作りをしていきたいです。
会社を一言で表すと?
「こだわりが強いヒト」が集まっている会社です。品質はもちろんですが「どうすればもっと綺麗に印刷ができるのか?」「どうすれば誰でも加工を均一化できるのか?」「どうすれば良い製品ばかりを作り続ける事ができるのか?」スタッフがそれぞれ自分なりの「どうすれば?」を考えながら加工をしてくれています。そのおかげでお客様から「そんなにこだわらなくてもいいんですよ」と言われてしまうほど印刷に真剣に取り組んでくれているスタッフばかりです。だから私たちの加工品を手にしてくれたお客様からは「ニットーに任せれば安心できる」と評価をいただいております。なぜかこだわりの強いヒト達が集まる会社です。
つくり手の想い・伝えたいこと
私たちは印刷を毎日しております。これが日常で見慣れた光景なので何も特別な事をしているつもりはありません。でもたまに来られるお客様が「印刷ってこんなふうにしていたんだ!」と驚かれる姿を見て私たちも驚く事が多々あります。特別な事をしているつもりは無いのですが、見たことが無い人からは興味津々のようです。その驚きのお声が私たちの仕事に対する姿勢をシャン!とさせてもらえる原動力となります。来て見ていただいた方に自分の身の回りの物がどのようにして作られているのかを知っていただければとても嬉しいです。