61_ナカニ

所在地 大阪府堺市中区毛穴町338-6
TEL 072-271-1294
ホームページ https://nakani.co.jp

代表取締役社長 中尾 弘基

どんなものを作ってる会社?

私たちが主におこなっている注染は、何枚ものさらしもめんをじゃばら状に重ね合わせ、染料を「注いで」染める技法です。
まるでお客さまとデザイナー・職人の想いをひとつに重ね合わせるようにていねいに、じんわりと染め上げていく。そうやってずっと大切に守られてきた伝統を、あたらしいカタチでつなげていくため。
わたしたちは、今日も手ぬぐいを染めています。

         

ココに釘付け!

注染は、人の手でつくられる伝統技術。職人や気温が異なるだけで色味やニュアンスが変わってしまうほど繊細な作業です。
職人がじっくりていねいに染め上げるからこそ、人のあたたかみややわらかさが伝わる手ぬぐいができるのだと私たちは思っています。じわっとしたにじみやゆらぎが生まれ、すべてをコントロールできない注染は、ひとつとして同じものができません。だからこそ「アジ」となり「良さ」になる。見学の際には真剣な眼差し、時には笑顔も出ながらものづくりを行う職人の表情をぜひ注目して見てくださいね。

モノづくりの歴史・ターニングポイント

創業当時から下請け加工業を行っていましたが、15年前に自社ブランド「注染手ぬぐい にじゆら」を立ち上げ、デザインから製造、小売り販売までを行っています。
お客様に直に注染手ぬぐいを知ってもらい、自分たちのものづくりの価値を高め、職人の担い手を1人でも多く増やせるようとの想いでブランドを立ち上げました。
現在ではブランド立ち上げから入社の職人が工場を支えています。

これから見据える未来

私たちが目指すのは、「手ぬぐいのある暮らし」の社会実現。
会社の使命としてものづくりを続けることは当然なのですが、現代の暮らしに手ぬぐいが当たり前に使われるようになれば、自分たちのものづくりも自然とつづけられると考えています。手ぬぐいのものづくりは分業です。私たちだけが残ればいい、という考え方ではなく産地全体でものづくりを続けていけるように、ナカニは手ぬぐいの新しい使い方を現代に提供していきたいと思います。

会社を一言で表すと?

あわだたしい!

つくり手の想い・伝えたいこと

ナカニで手がける染めものの種類はさまざま。それぞれ染め方の特徴をしっかりと把握し、染め職人と試行錯誤しながら色や配置・デザインを決めていきます。特に注染は色のにじみやゆらぎがどうしても出てしまうもの。それを「らしさ」として楽しんでいただくためには、ワクワクするようなデザインが必要不可欠だと思っています。伝統を、今あるカタチで伝えていく。暮らしになじむデザインでものづくりを行い、伝えていく。ナカニが今までも、そしてこれからも大切にしていきたいことのひとつです。

協賛パートナー

コラボレーションパートナー

メディアパートナー

クリエイティブ監修

共催

後援

協力