26_大和板紙

所在地 大阪府柏原市河原町5-32
TEL 072-971-1445
ホームページ https://daiwaitagami.com

代表取締役社長 北村 貴則

どんなものを作ってる会社?

すべての紙製品に古紙を利用。本来コピー用紙やノートなどには主としてバージンパルプが使用されます。バージンパルプは、異物が少ないので作られた紙は綺麗な仕上がりとなります。真っ白で綺麗な紙は日本人には特に好かれ、様々な用途で活躍してきました。一方、古紙はほとんどで異物を含んでおり、古紙から作られた紙は夾雑物や黒点が現れます。弊社では古紙を多く使用しているので、紙の表面に夾雑物や黒点が現れますが、逆にその夾雑物や黒点を利用して古紙そのものの風合いを活かすという特徴を持たせており、印刷では表現ができない古紙独特の自然な色や風合いに仕上げ、今まで敬遠されていた古紙の良さを広めています。

         

ココに釘付け!

「紙は紙として再生する紙ゴミ0の世界」を目指しております!紙は全てが再生されるわけではなく処分されるものもあります。弊社では再生化されない紙も積極的にリサイクルを行います。難処理古紙は、実はごく身近にあり牛乳パックや化粧品箱など、店頭で売られている商品のパッケージには、ほとんどが美観などの目的でフィルムが貼られています。これらのパッケージを作る際、多くの損紙が発生します。この損紙を再生紙に変えるにはフィルムを剝離する必要があり、手間やコストがかかってしまうことから廃棄物として焼却されていました。弊社ではこの損紙からボール紙や中箱・外箱に使えるパッケージに変えることで紙ゴミ0を目指しています。

モノづくりの歴史・ターニングポイント

創業以来大阪府柏原市に位置し、古紙回収のネットワークに近くて便利な製紙工場として、また国をはじめ官公庁の機密文書類の大量処分地として、また飲料容器などのパッケージ損紙の処分などさまざまなニーズに応えてきました。
日本がまだ高度成長期を迎える50年以上前から再生紙製造を行い、パッケージなどに使用されるフィルム貼合紙などの再生を敬遠される難処理紙ゴミも再生できる製紙会社として認められています。

これから見据える未来

SDGsが謳われている昨今ではより環境を意識した取り組みが必要です。本来は廃棄処分をしている再生が難しい紙類をゴミにせず、リサイクルができる古紙として扱い、その再生紙を使用して新たな紙製品を作り、その紙を再度ユーザーが利用できる商品に循環させるという取り組みは生産者と最終消費者を巻き込んだ「つくる責任 つかう責任」を果たします。この取り組みが全国に広がる事で焼却・埋め立て処分される紙ゴミの量が減って日本全体のリサイクル率を上昇するよう取り組んでまいります。そして、すべての紙ゴミが再利用される世界を目指したいです!

会社を一言で表すと?

全社員の幸福と地球に貢献

つくり手の想い・伝えたいこと

大和板紙では近隣学校から工場見学・職業体験の受け入れ等地域に密着した活動を行っており、新型コロナ流行で工場見学ができなくなった現在ではオンライン工場見学サービスを月1回開催し全国各地から見学が可能となっておりました。今回はコロナ渦でできていなかったリアル工場見学会を復活します!手抄き紙混抄体験と称して手作りで紙を作る体験も開催。世界に一つだけのオリジナルな紙をぜひ作ってみてください!

協賛パートナー

コラボレーションパートナー

メディアパートナー

クリエイティブ監修

共催

後援

協力