どんなものを作ってる会社?
初代の跡を継いでは、彫刻や造形にて「完全金属削り出しアクセサリー『cocur(コクール)』を2020年から展開しております。産業工業では、特殊な部品加工(企業や大学研究室向け)や、射出成形金型、打刻印などを製作しております。どの分野においても「繊細で精緻」なものを作ることを得意としており、『赤坂式半月彫刻法』での「半月一枚刃」による彫刻技術は今の時代にはあまり無いもので、「最新と伝統のあいの子」としている作品たちの美しさには、「繊細美の系譜」がきっと感じられることでしょう!
ココに釘付け!
少し危険を伴うためにワークショップではなかなかメニューに入れていないのですが、「半月一枚刃を研ぐ」、というところが個性的でおもしろいですよ!現代となってはなかなか珍しいものですので、先ずはそれに注目ですね!そのワークショップでは「金属を磨いて鏡面にし、そこに打刻をする」というものを基本としております。今年は堺市の河辺商会さまとの「ワークショップのコラボレーション」を計画しており、内容が少し変わるかもしれませんが、普段なかなかする機会のない「鉄とのお付き合い」を楽しんで頂くべくがんばっております!
モノづくりの歴史・ターニングポイント
戦後すぐのことなのですが、初代赤坂兵之助は、その仕事中の事故で左手を失いました。そのハンデを乗り越えるために初代は、「片手でも美しく彫刻するには?」の命題により『赤坂式半月彫刻法』を確立しました。今思えば、これが赤坂金型彫刻所における最初のターニングポイントでした。二つ目はやはり、みせるばやおを中心とした「YAOYA PROJECT」でありました。コロナ前夜、八尾市の企業さまとクリエイターさまで台湾に渡り、「まだこの世にないプロダクトを作ろう!」という命題での取り組み、もしこれがなかったら皆さまともお目に掛かれていないかもしれません!
これから見据える未来
私の夢は、「ものづくりの学校」を作ることです!そこでは、世界中の老若男女が集い、新しいものづくりと、伝統のものづくりを学んでいる、そんなところにしたいと考えております。「伝統」となるととても奥が深く、また日本の伝統的なものづくりが、どんどん海外に買われていってしまっている…、そんなお話を聞きました。「ヒトの第二のDNA」と言われる「伝統や文化」は、私たち日本人を日本人たらしめているものでは?と私は思うのです。新しいものの発展と、古いものの伝承、これらを私自身も楽しく学べる学校ができれば、と考えております!
会社を一言で表すと?
「がんばっていればきっと華咲く!」
つくり手の想い・伝えたいこと
「ものづくり」はとても楽しいことだと私は思います!世の中の、医療やIT、建築、運輸、食品、あらゆるところで「ものづくり」は私たちの生活を支えてくれてきました。それは昔からもそうですし、これからもきっとそうで、あらゆるシーンが「ものづくり」でできているのです!そんな「ものづくり」の」楽しさや尊さ、嬉しさを皆さまと共に出来たら…こんなにステキなことはないと、私は思っております!「幸せなシーン」をこれからもたくさん創っていきましょう!