河辺商会を知ってもらうために
(この記事は 大阪公立大学2022年度前期 初年次ゼミナール 「地域一体型FactorISMの運営に参加しよう」の学生レポートです)
この度私たちはFactorISMプロジェクトの一環として、河辺商会さんを紹介させていただくことになりました。今回のプロジェクトを通じて知った河辺商会さんの魅力を学生の視点から紹介していきたいと思います。
河辺商会ってどんな会社?
河辺商会とは 1955年の創業以来、約60年にわたって、プラスチック成形加工製品の生産と技術開発に力を注いできた会社です。多色成形、薄肉成形や環境にやさしい塗装レスなどで、業界をリードする最新技術を生み出しています。近年、業界の情勢が大きく変化している中で、河辺商会も既存の製品に加えて、新たな自社製品の開発にも目を向けています。
工場を見学してきたよ!
まず私たちは河辺商会の魅力を知るために工場見学させていただきました。そこで印象的だったことを2つ紹介します。1つ目はベテランの方と若い人たちが協力し合いながら工場を運営していたところです。ベテランの方が熟練の技術を若い人に伝え、若い人たちの良い会社にしたいというエネルギーが会社全体を活気づけているところが印象的でした。2つ目は最終チェックをすべて人の目で行っているということです。工場見学に行くまでは製造から出荷まで機械がすべて行っているというイメージがあったので、インタビューでその話を聞いたときはすごく驚きました。
FactorISM に実際に参加してみた
工場見学に加え、様々な体験コーナーで河辺商会の魅力を発見できます。
体験コーナーでは、樹脂ペレットを使ったブレスレット作り、製造ラインで活躍する機械部品の解体・組立、ランナーのつかみ取り、そしてchoplateの絵付体験などができます。
機械部品の解体・組立体験では、組みあがっている部品を一度解体し、再び組みなおします。これが思っている以上に難しい!!ぜひ挑戦してみてください。
ランナーつかみ取りは、ランナーがたくさん入ったバケツから一掴みでどれだけ多く取り出せるか、と言うシンプルなゲームです。しシンプルながらも、多いに盛り上がりを見せたこのゲーム!中には200個以上取る猛者も。子供でも理解しやすいゲームなので、家族連れにもぴったりです。種々様々なランナーに元々どのような部品がついていたのか聞いてみるのも面白いです。
ブレスレット作りも要チェック!プラスチック製品の原料となる樹脂ペレットの中から、好きな色を選んで作ります。我が班の女性陣にも、夏らしくてかわいいと好評でした。
続いてchoplateとその絵付の紹介。こちらは河辺商会さんのオリジナル製品なのです!名前の通り、まな板とお皿をかねた製品です。お皿の上で切ってすぐ食べられて、非常に便利。割れにくく軽量な素材で、マットな質感と独特の木目のような模様もおしゃれな逸品です。また、食洗器・電子レンジにも対応しているのは嬉しいですね。お家の中ではもちろんですが、キャンプなどのアウトドアシーンでも活躍すること間違いありません。FactorISMでは、そんなchoplateにオリジナルの絵を付けられる体験をしています。製品を手に取ってその素敵な質感を感じながら、自分だけのchoplateを作りましょう。