味も色も社風も自由発想
甘くて楽しい“マイ金平糖”づくり

33_コンペイトウミュージアム堺

所在地 大阪府堺市堺区南島町4-148-12
TEL 072-282-2790
ホームページ https://konpeitou.jp/

代表取締役社長 野村 しおり

記者からのおすすめポイント

昔々、海の向こうのポルトガルからやってきた、甘くてトゲトゲしたお菓子「金平糖」。日本人にもなじみ深いこの金平糖を、オリジナルの味と色でつくることができるのが、大阪糖菓さんの「コンペイトウミュージアム」。今回のファクトリズムでは、堺のミュージアムで、お好みの色と味の“マイ金平糖”をつくることができます。ゆるキャラの砂糖の妖精・シュガラブちゃんもお待ちしています。絶対ではありませんがラッキーであればシュガラブちゃんに会えます。他では体験できない金平糖づくりを楽しんでください。

どんなものを作ってる会社?

大阪糖菓は、「コンペイトウ王国」の名前の通り金平糖をつくっている会社です。実はこの金平糖、通常の大きさのものでも、つくるのに10日から2週間もかかるんです!それというのも、金平糖のトゲトゲした角は、1日1ミリずつしか大きくならず、さらにこの角を上手く出すには職人の高い技術が必要。当社の金平糖は、キラッと輝く透明感とはっきりとした“角感”が特徴です。そして、当社は金平糖の製造だけでなく、その歴史や文化を学び、オリジナルの金平糖づくりも体験できる『コンペイトウミュージアム』を展開しています。今回ファクトリズムでは、この堺のコンペイトウミュージアムでもオリジナルの金平糖がつくれる「プレミアム金平糖工房(ファクトリズムバージョン)を開催します!

ここがスゴイ!①

堺のコンペイトウミュージアムにお越しいただくと、コンペイトウ王国のゆるキャラ『シュガラブちゃん』に会えるかも!? ピンクカラーの可愛い見た目は、お砂糖の妖精をイメージ。「シュガラブリン♪」と呪文を唱えてもらうと、幸せになれるという噂もあるんですよ。このシュガラブちゃんは、コンペイトウ王国初のキャラクターとして誕生し、様々なイベントでも活躍中。ファクトリズムでシュガラブちゃんに会えたらラッキー! 皆さんの幸せが訪れますように♪

ここがスゴイ!②

そして、もう一つ他社とは違う自慢が、コンペイトウ王国を漫画にした『コンペイトウ王国物語』。プロに漫画を描いていただき、ストーリーもオリジナル。お姫様とイケメン王子2人という王道のラブストーリーとファンタジーがミックスされた心ときめく漫画です。今年4月には、ネット発の日本最大級の文化祭「ニコニコ超会議2022」にも出展し、金平糖と共に大反響を呼びました。こういったゆるキャラや漫画は、金平糖をもっといろんな人に知ってもらうため。そして、世界にも発信していくため。「漫画やキャラクターから金平糖の魅力を知った」というのもありですよね!

自慢したいプロダクトや技術

コンペイトウ王国では、多種多様なコンペイトウをつくっています。季節の花をイメージしたものや、世界一小っちゃな金平糖、塩や松茸、珈琲、ワインなどユニークな味の金平糖など、視覚にも味覚にも楽しい商品がいっぱい。その中でも、何度か国内外のSNSで話題となったのが、「60分キャンディ」。夏場でも溶けにくく、60分間持続するというこのキャンディ、もともとは漁師さんが魚を釣り上げるときに、両手がふさがった状態でも糖分補給できるようにと開発されたものです。こちらは、金平糖と同じように釜でじっくり砂糖を固めながらつくるため、直径3cmの大きさにするのに制作期間がなんと約1ヶ月!手間暇かかったキャンディをファクトリズムでもチェックしてみてくださいね。

モノづくりの歴史・ターニングポイント

80年以上の歴史がある会社ですが、ターニングポイントは2003年に「コンペイトウミュージアム堺」をオープンしたことですね。それまで卸業のみだったのが、小売りにもシフトして、認知度も格段に上がりました。食品系ミュージアムの先駆け的な存在ですね。この挑戦は、当時の社長が「この先、少子化と人口減少で製品だけつくっていてもあかん。歴史と文化を織り交ぜて商品の形にしていこう」と、先を読んで決断したから。そして、今私たちが、キャラクターや漫画をつくることができているのも、このミュージアムの存在が大きいですよね。また、金平糖業界では職人不足が問題になっていますが、当社はこういったユニークな挑戦をしている会社として、若い方も多く入社してくれています。既存のスタッフも、実際にお客様が買ってくれるところを見ると、やっぱり嬉しいですよね。現在は、八尾、堺、福岡と3つのミュージアムを展開し、お客様をお迎えしています。

これからチャレンジしたいこと

大阪・関西万博の「共創チャレンジ」に参加しようと計画中です。共創チャレンジとは、大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現するため、自らが主体となって未来に向けて行動を起こしているチームの活動のこと。万博のサイトに登録し、アピールすることで、新たな参加者を募るというものです。私たちは、金平糖メーカーとして、お砂糖のすばらしさを伝えること、金平糖を次世代につなげることなどをアピールし、賛同してくださる方を増やしていきたいと考えています。SDGsに関連したチャレンジも行う予定ですので、興味のある企業・団体の方は、ぜひご賛同ください。

会社を一言で表すと?

「ワクワクドキドキがいっぱい!」の会社です。ミュージアムでは、他にはない金平糖づくりのワークショップで、お客様にワクワクドキドキしていただきます。そして、働くスタッフも、キャラクターや漫画づくり、ニコニコ超会議に出展など、いつもいろんなチャレンジをしてドキドキワクワク! 製品づくりでも、毎回みんなが気軽に意見を出し合い、社長である私にも「こっちの方がいいですよ」とアドバイスしてくれるような会社です。シュガーアートや編みぐるみなど、モノづくりが好きな社員も多く、堺のミュージアムには、こういった社員の作品も展示しています。また、健康経営にも力を入れていて、みんなが健康で働きやすい環境づくりを行っています。やっぱり夢のあるお菓子メーカーとして、働くみんなも楽しく笑顔じゃないと、お客様も楽しんでもらえないですよね!

つくり手の想い・伝えたいこと

今回のファクトリズムで堺のコンペイトウミュージアムでは、オリジナルの金平糖がつくれる「プレミアム金平糖工房(ファクトリズムバージョン)」を開催します。テーマは、今の時代に合わせて“密を避けて、蜜をかけて”お好みの色と味の金平糖をつくることができるんですが、合わせる天然色素によって、どんな色ができるかはお楽しみ♪ 想像力を豊かにし、個性を大切にする体験です。お子さまの参加はもちろん、一緒にモノづくりすることで、相手の内面も見えてきて、婚活イベントでも好評のワークショップですよ。親子で、お友達で、カップルで、ぜひご参加ください!

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