「削る、磨く」をとことん追求。
新しい分野にも果敢に挑戦します!

21.山本精密株式会社

所在地 大阪府八尾市老原9-110
TEL 072-922-1800
ホームページ http://www.y-precision.co.jp

代表取締役 社長 山本 憲吾

会社の歴史

金属加工全般を手がける山本金属グループの一員として、1990年に設立。金属加工の試作品から量産化まで対応できる企業として成長しています。精密油圧機器、農業機器、輸送機器、医療機器などの分野で金属製品を提供。難易度の高い試作品もお任せの「山本金属工業」や、中・大物部品の生産拠点である「松江山本金属」など、グループ各社との協力体制も整っています。

強み・特長

高精度化、小型・軽量化、低コスト化など、ものづくりにおける、あらゆるニーズに力強く応えられる技術力を保有しています。特定の分野に依存せず、多岐に渡る製品の加工を手がけているのも強み。山本金属グループ各社における生産体制の自動化をリードする役割も担っています。また、設備機器のカスタマイズも得意としており、自動化設備も自社で製作。力強く柔軟なものづくりを展開しています。

今後のビジョン

新しい分野や製品に果敢に挑戦し、「削る・磨く」の加工において未来を切り拓いていきます。近年、医療機器分野に着目し、高精度な製品を提供できる企業としての発展も視野に入れています。また産業ロボットを積極的に導入し、自動化・省力化に注力。将来はグループ会社にも導入を進める予定。培ったロボット導入ノウハウを他社に発信する取り組みも計画中です。

今回、オープンファクトリーFactorISMに参加しようと
思った理由・背景について教えてください。

金属加工と一口に言っても、多くの人はすぐに想像できない仕事だと思います。「八尾に工場のある山本精密はこんな仕事をしています」と、多くの人に知って欲しいというのが一番の理由です。当社は精密な加工が得意。たとえば、金属でカブトムシのオブジェもつくりました! これは5軸マシニングセンタと呼ばれる金属加工機器を使って製作したもの。繊細な表面処理により実現できたリアルカブトムシの雰囲気は、ちょっとしたアート作品の赴き。このように、ユニークな商品にも挑戦する、遊び心満載の会社です。

オープンファクトリーイベントのプログラム構想・内容、
来場者に特に伝えたいことを教えてください。

金属加工機器が並ぶ工場の一部を見ていただきたいと思います。メインはNC旋盤と呼ばれる、金属を削る機械です。また、金属プレートに名前を刻むワークショップも計画中。オープンファクトリー初参画ですので、これからアイデアを出し合い、山本精密のものづくりを楽しく紹介していきたいと思います。

地域を超えて企業同士が繋がる出会いに期待することを教えてください。

八尾市はいろいろなことに取り組んでいる街です。八尾市のものづくり企業が持つ魅力やパワーを将来の大阪万博に向けてつなげていきたいですね。
企業同士が互いの事業や商品を知ることでマッチングが生まれれば、互いのビジネスにとっても利益につながります。たとえば、品質管理の方法も企業によって異なります。他社の取り組みを学び、良いところは取り入れていきたい。企業がつながることで、互いに新しいビジネスが生まれれば、うれしいですよね。

今、御社にどんな「刺激」が欲しいですか?

社外の人に会社や工場を見られることが刺激になりますし、仕事への意識も高まるのではと思っています。社員が「うちの会社って、すごいんだ!」「うちの会社、かっこええやん!」と思えるようなオープンファクトリーにしたい。金属加工に興味のある人が来ていただければ、私たちも刺激になりますし、「山本精密で働きたいな」と思っていただければ、さらにうれしいです。

オープンファクトリーを通じて、来場者に特に伝えたいことを教えてください。

オープンファクトリーには、さまざまな業種の企業が参画します。日常では、社内や工場を見学したり、その会社の商品を見たり、触ったりする機会はなかなかないと思います。当社のオープンファクトリーも楽しんで欲しいですし、他社もぜひ見て欲しい。ものづくりの奥深さを知ることで、私たちの街をたっぷり楽しんでください。

来場者へのメッセージ

切ったり、削ったり、穴を開けたり。これらの加工にはすべて高い技術とノウハウが存在します。品質の良い製品をスピーディーに製造するのは多くのものづくり企業のミッション。私たち山本精密ももちろん、日々努力と工夫を怠りません。「金属加工って、おもしろそう」「八尾にこんな会社があったんだ」などの驚きと発見の中で、ぜひ私たちのものづくりの情熱を感じ取ってください。

協賛パートナー

コラボレーションパートナー

メディアパートナー

クリエイティブ監修

共催

後援