日本とベトナムのかけはしとして、
情熱と技術をつなげたい

01.株式会社タカヨシジャパン

所在地 大阪府東大阪市今米2 丁目3-18
TEL 072-970-6350
ホームページ http://takayoshi-japan.co.jp

代表取締役 髙島 小百合

会社の歴史

金属加工を手がける高由金属株式会社の子会社として、2018年に設立。検査機器や産業機械の機能を支える精密部品の製造加工を得意としています。ベトナム・ホーチミン近郊に建つ法人、TAKAYOSHI VIETNAMと連携し、ベトナムと日本、それぞれの特徴を活かした製品づくりに注力。日本のメーカーを顧客に、品質とコストのバランスの取れた製品を日本の市場に提供しています。

強み・特長

高い技術を持つ日本のメーカー各社と協力しながら、さまざまな技術に挑戦しています。親会社である高由金属が50年以上培った巻き取り機械に関わる部品の製造や、完成した機械を分解し、構造を分析するリバースエンジニアリングに関わる製品などにも挑戦。製品開発や加工方法の検討など開発技術は日本で行い、その技術を伝授して製造はベトナムで、最終の検品・加工を日本で担うことで、「海外製造・日本品質」が強みです。

今後のビジョン

人も技術も大きく成長しようとしているベトナムは、日本の高度成長期と同じ勢いを持っています。ものづくりへの純粋な情熱を持つベトナムと、真摯で誠実な姿勢を持つ日本。両方の国の得意とする技術をもっと活かし、発展させていきたい。将来は品質管理体制の更なる充実に取り組み、町工場から技術力の誇れる企業へと成長していくビジョンを描いています。

今回、オープンファクトリーFactorISMに参加しようと
思った理由・背景について教えてください。

昨年も参加しましたが、やり残した感がいっぱい(笑)。今回は「こうすれば良かったね」と思ったことを改善したいと思い、参加を決めました。昨年はどのようにすれば、ベトナムの良さやものづくりを伝えられるのかわからず、ベトナムの雑貨や食品の販売を中心に進めていました。今回はベトナムの魅力はもちろん、私たちのものづくりを伝えたい。そして将来の大阪万博に関われるような一歩につなげていきたいですね。

オープンファクトリーイベントのプログラム構想・内容、
来場者に特に伝えたいことを教えてください。

ワークショップとゲームを計画しています。みなさん、プラカゴってご存じですか。プラカゴは、梱包用のポリプロピレンのバンドでつくられた買い物かご。ベトナム土産の定番で、カラフルでポップな色が特徴。軽くて使いやすいので、日本でも人気の商品です。このプラカゴをつくるワークショップを開催します。もうひとつのお楽しみはゲーム。1㎜の1000分の1を計測する機械を使い、人気のアニメキャラクターのカードの厚みを計測。キャラクター当てゲームですので、当てた人は持って帰ることができます。さらに、レーザー加工機を使った金属製のプレートづくりも計画中です。

地域を超えて企業同士が繋がる出会いに期待することを教えてください。

昨年の「FactorISM」に参加したことで、同じ地域で事業を営んでいる経営者を知ることができました。八尾のほか、東大阪や堺などの企業の事業内容や経営者の心を知り、「みんな、がんばっている!」と思い、身が引き締まりました。「FactorISM2021」は企業同士のつながりも期待できる貴重なイベント。私自身も他社のオープンファクトリーに行ってみたくて、今からワクワクしているんですよ。

今、御社にどんな「刺激」が欲しいですか?

「FactorISM2021」の支部会や定例会に参加し、他の企業の経営者と知り合うことができ、「このつながりを活かして、何かできるんじゃないか」「何かやれたらいいよね」という雰囲気が少しずつ醸成されているような気がします。定例会には若手社員も参加しますので、他社と知り合いになることで、私はもちろん、社員も刺激を受けています。今年のオープンファクトリーは社員みんなでがんばったと思えるようなイベントにしたい。これをきっかけにひとつのチームになれたら、うれしいです。

御社の一番のこだわり「ここを見ろ!」を教えてください。

私たちが得意としているものづくりをぜひ体感してください。プラカゴづくりでは、ベトナムの産業や名産品を知っていただきたいですし、計測器やレーザー加工機を使った体験では、私たちの技術を身近に感じて欲しいですね。従業員はベトナム人です。全員日本語が得意とまではいきませんが、一生懸命、参加者に説明しますので、ぜひコミュニケーションも楽しんでください。

来場者へのメッセージ

私たちの周囲には大小さまざまな「もの」があふれています。すべてのものが、どこかで誰かの手によってつくられているのです。そして、機械は小さなねじひとつとっても「それでなければいけない理由」がある。いつの日か、新卒学生の人気企業ランキングのトップに製造業が来るような時代になったらいいな。ものをつくる仕事の奥深さをぜひ味わってください。

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