味も色も自由につくる金平糖。
プレミアム工房でお待ちしています!

22.大阪糖菓株式会社

所在地 大阪府八尾市若林町2-88
TEL 072-948-1338
ホームページ http://www.osaka-toka.co.jp

代表取締役社長 野村 しおり

会社の歴史

1940年に菓子問屋として創業。戦後、金平糖の価値が注目され始めた頃、釜を仕入れたことをきっかけに、金平糖づくりを始めました。1952年に法人化し、金平糖メーカーとして成長。現在は、さまざまな味の金平糖や、菓子や薬剤のコーティングに使用する粉糖を製造。また、砂糖を使用した石鹸なども販売。金平糖や砂糖の魅力を多くの人に伝えています。

強み・特長

熟練の職人が手間ひまかけてつくる当社の金平糖。艶や輝き、粒の統一はピカイチです。色や味をバリエーション豊かに製造できるため、地元八尾の若ごぼうを使用した金平糖や柏原市のワイナリーとコラボした金平糖など、地域性を大切にした商品も開発。また、八尾と堺、福岡に「コンペイトウミュージアム」を設立し、金平糖づくり体験の開催や金平糖の歴史や文化を紹介しています。

今後のビジョン

金平糖の魅力を伝えるために、商品の販売だけではなく、さまざまな広報活動を進めています。たとえば、当社のオリジナルキャラクター「シュガラブちゃん」は砂糖の妖精。PR大使として、SNSを通じてじわじわと人気を呼んでいます。また、海外の展示会で金平糖をわかりやすく伝えるために漫画でアピール。ゆくゆくは海外にも販路をつくりたいですし、社内においては若手の職人も育てていきたいです。

今回、オープンファクトリーFactorISMに参加しようと
思った理由・背景について教えてください。

「みせるばやお」や「FactorISM」に関わっている企業は、新しいことに挑戦している企業だと思います。それぞれ事業内容は異なりますが、自社の事業や商品において、業界のさきがけになるような取り組みをしている企業や人が多い。リスペクトする人がたくさんいます。がんばっている企業や成果を出している企業は私たちの会社にとってお手本になりますし、私共も見習いたいので、参加を決めました。

オープンファクトリーイベントのプログラム構想・内容、
来場者に特に伝えたいことを教えてください。

「密を避けて、蜜(砂糖の蜜)をかけて、オリジナルの金平糖をつくろう」をキャッチコピーに掲げ、少人数の金平糖づくり体験「プレミアム工房」を行います。直径30㎝のミニ釜を使い、サイズ、色、味を自由にカスタマイズ。究極のマイ金平糖をつくります。思わぬ色と味に仕上がったときも、おもしろいんです。コスプレでの来場も大歓迎。スタッフもコスプレでお迎えするかも(笑)。私もイベント時、金平糖発祥の国、ポルトガルの人々が当時着ていた南蛮服でお客様をお出迎えします。

地域を超えて企業同士が繋がる出会いに期待することを教えてください。

地域を問わず企業同士がつながることで、時代の先を走っている企業を見られるのは励みになります。10年ほど前になりますが、八尾市に工場を持つ、ごまメーカー「和田萬」さんとコラボし、「ごま金平糖」をつくったことがあります。これは、井原西鶴の日本永代蔵に載っている江戸時代の製法で作った胡麻の金平糖ですが、実は八尾の和田萬さんが製造された胡麻でした。やおの若ごぼうや柏原のぶどうなど、地域の特産物を使った金平糖の開発もし、地域のPRにも繋げたいです。

今、御社にどんな「刺激」が欲しいですか?

オープンファクトリーに参加している企業のチャレンジはとても刺激になります。また、事業や仕事は「できること」よりも、実は「できないこと」の方に可能性があると思っているので、社員の意見やアイデアも聞きながら、新しいことに挑戦していきたいですね。同じことをやり続けるのは後退の始まり。これらの新しい取り組みを通して、社内でワクワクドキドキ更なる刺激を生み出していきたいです

御社の一番のこだわり「ここを見ろ!」を教えてください。

みなさん、金平糖のつくり方を知っていますか。金平糖は釜の中に、芯となるグラニュー糖を入れ、砂糖液を少しずつ掛けながら、数日間かけて、かたちをつくっていきます。きれいな角の立った金平糖をつくるためには、糖蜜を掛ける量とタイミング、火の加減、釜の傾斜角度などが大切になります。プレミアム工房で、ぜひミニ釜で金平糖をつくり、その繊細さやおもしろさを体験してくださいね。オプションで、トッピングや増量もできますよ!

来場者へのメッセージ

本社とコンペイトウミュージアムは八尾市の住宅街にあります。最初は入りづらいかもしれませんが、ぜひ今回のイベントをきっかけに、私たちの会社やミュージアムについて知ってください。金平糖はスローな工程でつくられる、夢と希望が詰まっているお菓子。アナログでつくる工程は楽しいですよ。

協賛パートナー

コラボレーションパートナー

メディアパートナー

クリエイティブ監修

共催

後援