機能も品質もデザインも妥協なし!
八尾発・究極のフライパンで暮らしが変わる
会社の歴史
1951年の創業時は、アルミ製の食器や調理用品の製造を手がけていました。長年培ってきた金属加工の技術をもっと広く発信するため、自社ブランドの立ち上げに取り組み、2016年にカスタムメイドのフライパン「フライパン物語」をリリース。1040通りのフライパンをつくれる仕組みです。個人のお客様はもちろん、法人からのニーズも増加。八尾発の日用品ブランドとして、知名度向上をめざします。
強み・特長
アルミや鉄など金属の扱い方において高い技術を持ち、製造から検品まで国内の自社工場で一貫生産。フライパンの軽量化に欠かせない「ヘラ絞り加工」や、フライパンを高温で焼き付け、錆や焦げを発生しづらくさせる「ハードテンパー加工」などを自在に操り、使い勝手の良いフライパンを製造。家庭用品にとどまらず、照明や植木鉢などデザイン性の高い日用品の開発にも取り組んでいます。
今後のビジョン
品質・機能性・デザイン性のすべてに妥協することのない商品を提供。「フライパンといえば、藤田金属」と思っていただけるようにブランド力と商品力の向上に力を入れていきます。同時に、ものづくりの町・八尾の知名度アップにも注力し、八尾の更なる活性化にも取り組んでいきたいと思います。将来はアジアや北米・ヨーロッパなどの海外展開も視野に入れ、日本のものづくりの技術が詰まった「メイドイン八尾」の商品を展開していきます。
今回、オープンファクトリーFactorISMに参加しようと
思った理由・背景について教えてください。
いつ、誰に見られても構わないという思いから、「FactorISM2021」のオープンファクトリーにかかわらず、工場はどなたでも見学できる状態にしています。昨年も参加し、2021年も変わらぬ姿勢を見ていただきたくて、迷わず参加を決めました。今回のイベントを通して、八尾市を知って欲しいですし、「八尾にフライパンをつくっている会社がある」ということも知って欲しいですね。
オープンファクトリーイベントのプログラム構想・内容、
来場者に特に伝えたいことを教えてください。
2階のショップから、1階の工場を見学していただきます。工場では金属加工の機械が稼動し、熟練の職人が製造に取り組んでいます。建物は吹き抜けになっていますので、工場全体の動きを見渡せるのがメリットです。更に、職人の手元や製造工程が把握できるようにモニタ画面を設置。この画面を2階からゆっくり見ることができます。また、ミニフライパンづくりを体験できるワークショップも予定しています。
今、御社にどんな「刺激」が欲しいですか?
工場見学やワークショップを通して、社員が改めて自分の仕事を考える機会になると思います。ワークショップでは一般のお客様と接するので、会話を通して、お客様が何を求めているのか、どう感じているのかを直接知ることになります。一歩踏み込んだ会話ができると思いますし、それが社員それぞれの刺激になれば良いと思います。
オープンファクトリーを通じて、来場者に特に伝えたいことを教えてください。
フライパンづくりは、複雑なものではないので、ぜひモニタ画面を見て楽しんでください。金属を円でくりぬき、へらで形をつくっていく「へら絞り」、円のまわりの余計な金属を切る、穴を開けるなどの工程や、約700度で焼き入れ、その後に油に浸すハードテンパー加工の様子などを見ることで、私たちの仕事や職人の動きを知って欲しいですね。
御社の一番のこだわり「ここを見ろ!」を教えてください。
2階のショップには、あらゆる大きさや種類の自社製フライパンが並んでいます。ぜひ手にとってみてください。たとえば、着脱ができるハンドルが付いた鉄製フライパン「JIU(じゅう)」は、調理をした後、そのまま食卓に出せるデザインが特長。ダイニングテーブルやサイドテーブルなどでやさしく光を放つ照明器具「イチ」なども販売しています。ものづくりの現場を見て、納得して、「使ってみたい!」と思ったら、その場で購入ももちろんできますよ。