2021.09.27(Mon)

【プレイベント】ボランティアレポート【藤田金属】

多彩な町工場のフライパン ずらりと並ぶ 藤田金属 

多彩な鉄フライパンを製造する藤田金属を訪ねると、入り口には白い大きなフライパンの模型が飾られていました。直径13㌢のミニフライパンに持ち手をつけて名入れもできるワークショップも体験できます。
 フライパンには、700度に熱しオリーブオイルをからませ油になじませた独自のハードテンパー加工(焼付油ならし)が施されています。その特徴は、さびにくく、こびりつきにくいことです。側面を伸ばして製造するヘラ絞り加工という工夫もあって、軽量に仕上がっています。
 直販ショップとショールームを兼ねた2階からは、手すり越しにフライパンの製造現場を見下せます。手すりには製造工程を紹介するモニターも備えられ、工場を実感できる仕掛けに満ちています。フライパンができるまでの背景を直に見て知ってほしいと今年春に改装しました。
 直販ショップに多種多様なフライパンが並び、持ち手に名入れする特注品も注文できるなどフライパンと持ち手の自由な組み合わせを楽しめます。「見て触って体感できる」。そんなサービス精神にあふれています。
 藤田盛一郎社長は「手づくりしたミニフライパンで『目玉焼きをつくりたい』とお客さまに好評です」と満足そうでした。FactorISMの取り組みについては「いくつもの工場を巡る見学ルートができるといいですね」と期待を込めて話していました。

【報告:中尾卓司】

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