関わる人すべてが幸せになる会社
「D-LAND」をめざして
会社の歴史
1956年に父である先代社長が始めた運送業が大日運輸。当時はトラックドライバーとリフトマンが中心の、建材の運送のみを手がける会社でした。1971年に法人化し、2代目の石井肇が代表取締役に就任。運送のみの事業から、付加価値のある企業への進化を図り、事業を拡大中。さらに、企業の価値を決めるのは「人」であると位置付け、社内組織改革にも力を入れています。
強み・特長
安心で安全な建材の配送・倉庫保管に加え、プレカットと呼ばれる建材の加工と販売を手がけているのが大きな強み。これらの技術を、お客様である建材メーカーや施工会社に提供することで、ワンストップサービスを実現しています。運送業と製造業を組み合わせ、フレキシブルに対応し、建設現場における作業の省力化にも貢献しています。
今後のビジョン
2021年に設立50周年を迎える当社は、次の50年に向け、事業内容と組織力をパワーアップ。「品質・コスト・デリバリー」の向上に全力を注ぎながらも、お客様のニーズにきめ細かく応えるための商品開発にも挑戦します。また、廃材の利用などエコロジーへの取り組みにも注力。「会社とは、関わる人すべてが幸せになるもの」と定め、取引先との信頼関係の更なる構築や、社員のやりがいやモチベーションの向上にも取り組んでいます。
今回、オープンファクトリーFactorISMに参加しようと
思った理由・背景について教えてください。
当社は2021年に設立50年を迎え、次の50年に向け走り出したところです。「みんなでがんばっていこう」という気持ちが醸成されている今、昨年に続き、参加を決めました。当社は運送業だけではなく、建材を切ったり、色を調整したりするなど、加工技術に自信を持っています。社員ががんばっている様子を見ていただきたいですし、私たちがどのような仕事をして、社会に貢献しているのかも知って欲しいと思いました。
オープンファクトリーイベントのプログラム構想・内容、
来場者に特に伝えたいことを教えてください。
建材のカット、接着、色づけ、仕上げなどの建材加工の工程を見ていただきます。また「外壁材を利用した、新しい玄関まわりの提案」について社員がプレゼンテーション。これは当社の得意とする建材加工技術の詳しい説明です。商品をなかなかイメージできないかもしれませんので、ぜひご参加を。「こんなところも、きれいにつくっているんだ」とわかっていただけると思います。また、新入社員も「工場案内の方法も工夫したい!」とはりきっています。
地域を超えて企業同士が繋がる出会いに期待することを教えてください。
オープンファクトリーには、さまざまな業種の企業が参加します。どの企業も自社の事業内容や強みを多くの人に見て欲しい、知って欲しいという気持ちがあり、それが伝わってきます。私たちの会社も発信力を高めたいと思っている今、他の企業の発信方法にも興味があります。また、工場を多くの人に見ていただくことで、将来は工場の敷地を使った工場コンサートのアイデアにもつなげたいと思います。
今、御社にどんな「刺激」が欲しいですか?
この質問には若手社員が応えます!
「ファクトリー参加後、社員同士でこれからどのように変わっていきたいか、何を変えていくのかを話合う機会を設けたいですね。これが刺激になると思います」
「刺激は全社内に伝わっています。刺激を受けて社員が動くのが大日運輸。社員みずからが行動し、自社がもっと良くなるような取り組みに挑戦していく会社です」
「若手社員が増え、後輩ができるのがうれしい。会社がどんどん明るくなっています」
御社の一番のこだわり「ここを見ろ!」を教えてください。
さまざまな年代の社員が集まり、互いに協力しながら、熱意を持って仕事に取り組んでいます。工場見学では、加工の機械はもちろん、その機械を動かす人や手作業をしている人の表情や手の動きにもぜひ注目してください。今、当社は次の50年に向け、組織のあり方におけるビジョン「D-LAND」構想を描いています。「D-LAND」とは、当社と関わるすべての人が幸せを感じる村のような、のびのびとした組織のこと。ぜひ、私たちの情熱を感じてください。